<米GDP>1.3%増 景気減速、鮮明に 4~6月期
毎日新聞 7月30日(土)0時6分配信

 【ワシントン斉藤信宏】米商務省が29日発表した11年4~6月期の米国内総生産(GDP)の実質成長率(季節調整済み・速報値)は、年率換算で前期(11年1~3月期)比1.3%にとどまった。市場予想平均(1.7%)を下回り、同時に発表された03年以降の年次改定で、11年1~3月期の成長率も従来の1.9%から0.4%に大幅に下方修正された。2四半期連続で成長率が2%を下回り、米景気の減速を裏付けた。

 4~6月期はガソリン高や雇用回復の遅れなどを反映し、GDPの約7割を占める個人消費が0.1%増と前期(2.1%増)から増加幅が大幅に縮小した。特に東日本大震災に伴うサプライチェーン(部品供給網)寸断の影響で生産停止が相次いだ自動車などの耐久財は4.4%減と、09年10~12月期(4.8%減)以来のマイナスに落ち込んだ。

最終更新:7月30日(土)0時6分

ますます円高ドル安傾向。
一体何時迄続くのやら・・。

暗黒の稲妻