<保安院>「やらせ」で批判受け陳謝…寺坂院長が会見
毎日新聞 7月29日(金)22時20分配信


拡大写真
「やらせ問題」を受け、会見する経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭院長=2011年7月29日午後9時40分、足立旬子撮影
 「やらせ」問題を受け、原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は29日午後9時半から緊急会見し、「(やらせが)指摘されたこと自体、中立、公正な判断を旨とする保安院にとって深刻な事態。事実なら国民の皆さまに大変申し訳ないと思う」と陳謝した。進退や責任問題については「第三者委員会の調査結果を踏まえて判断する」と述べ、明言を避けた。

【保安院のやらせとは】中部電に「やらせ質問」要請 プルサーマルシンポ

 保安院は当初、海江田万里経産相が第三者委員会設置を説明したのを踏まえ、「それ以上の話はない」として、寺坂院長の会見を拒んだ。しかし、中部電力が「やらせ」を要請した保安院職員を特定しているため、報道陣から寺坂院長の説明を求める要望が相次いだ。一転して会見した理由を、寺坂院長は「批判を受け、改めて検討した」と釈明した。

 一方、「第三者委員会の調査には全面的に協力する」とし、内部調査の実施については「第三者委員会で一元的に調査するのが望ましい」として否定。「いま一度、原点に立ち返り使命感を持って職務に精励することが大切だ」と述べた。指摘された中部電力と四国電力の両原発でのやらせについて、「記憶を呼び起こしているが、そのようなことが行われたという認識はない」と強調した。【比嘉洋】

最終更新:7月30日(土)2時33分

結局の所組織として何の役にも立たない連中の集まりという事だな。
その癖高い給料貰ってるんだからな。
普通の感覚で行くと申し訳ないで済むレベルの問題じゃないと思うが。

暗黒の稲妻