汚染水浄化、2カ月遅れ=稼働率58%―福島第1原発
時事通信 7月27日(水)22時24分配信

 福島第1原発事故で、東京電力は27日、高濃度の放射能汚染水処理システムの稼働率が26日までの1週間は58%、6月17日の本格運転開始後の通算で63%と、いずれも7月の目標70%を下回ったと発表した。最近の稼働率低迷は外部電源の遮断や淡水化処理装置の停止が原因という。台風6号の大雨で汚染水は約2000トン増えたとみられる。
 東電はタービン建屋地下にたまった高濃度汚染水を浄化して1~3号機原子炉に注入する循環注水冷却により、汚染水の水位を海抜3メートルまで下げ、海への流出を防ぐことを目指している。当初は8月上旬の実現を計画したが、早くても9月末になることが確定した。
 松本純一原子力・立地本部長代理は記者会見で、年末までに20万トン処理する計画を現時点では変えないが、「2カ月遅れのため完了しない可能性がある」と述べた。 

最終更新:7月28日(木)6時14分

最近、注目度低いのが気がかりだけどね。
大トラブル事故起こらんよう緊張感持って頑張ってほしい。

暗黒の稲妻