日馬富士、来場所「1敗」で準Vでも横綱昇進
スポーツ報知 7月26日(火)8時2分配信

 大相撲の横綱審議委員会が25日、両国国技館で開かれ、名古屋場所で2度目の優勝を飾った大関・日馬富士(27)=伊勢ケ浜=の秋場所(9月11日初日、両国国技館)での綱取りについて鶴田卓彦委員長(83)は「連続優勝なら資格はある。準優勝も資格はある。ただ、3つも4つも負けたら無理。1敗が限界」と明言。14勝での準優勝なら昇進させる可能性を示した。

 昇進の内規は「2場所連続Vかそれに準じる成績」とあるが、一度も優勝せず横綱になった双羽黒が87年12月に不祥事で引退してからは2場所連続Vが事実上、昇進の絶対条件となっている。場所中に鶴田委員長は2場所連続Vでも「微妙」と示したが、不祥事で人気低迷に苦しむ角界。事態打開に横審も白鵬と並ぶ横綱の誕生を待望しており、そうした思惑が準優勝でもOKとの見解となった模様だ。ただ、1敗がラインなら条件は非常に厳しいと言える。

 日馬富士はこの日、モンゴルに帰国。8月1日までの滞在では元横綱・朝青龍関が治療で訪れ有名になったホジルトの温泉で右足首などの古傷を癒やす。前夜は朝青龍から「さすが弟分」と電話で祝福され「1日すべて相撲のことを考えて、お酒も控えたい」と禁酒で夢の横綱に挑む。

最終更新:7月26日(火)8時5分

14勝での準優勝なら昇進させる可能性を示したとあるが、何だか少し甘い気もするんだけどな。
前場所10勝5敗だったんだし、とにかく優勝しなきゃと思えるんだけどな。
一昔ならそんな感じだった気がするけど、今はとにかく話題が欲しいのだろうかね。

暗黒の稲妻