夏だけど・・・早くも「冬の」節電商戦
TBS系(JNN) 7月25日(月)19時34分配信
都心では30度を超えていますが、ユニクロでは早くも冬の定番商品を発売しました。
ユニクロが25日に発売したのはあったか下着「ヒートテック」。保温効果を高めた冬の人気商品で、去年は8000万枚を売上げましたが、今年は3週間早い投入となりました。
「ちょっと早めに用意した方がいいかなとは思っています」(買い物客)
「秋冬の暖房の節電などで皆さまの役に立てばと思っています。今なら色・サイズとも全てそろっていて豊富な中から選んでいただけるので、お客さまにゆっくりご覧いただける」(ユニクロ銀座店・中村裕子さん)
売り場では節電意識の高い買い物客が早くもまとめ買いする姿もみられました。
一方、新潟県のこの工場では、休日返上で増産態勢に入っている商品がありました。扇風機・・・ではなく石油ストーブです。派遣社員やパートを増やして対応しているといいますが、点火のチェックをしている従業員はさすがに暑そうです。
「(増産態勢には)6月の上旬から例年より2~3か月早く入っている。節電へのお客さまの意識が高まったためだと考えている」(今町コロナ・高橋俊雄工場長)
この工場では、すでに去年の1.5倍近い注文が入っているといいます。こうした動きは石油ストーブだけではありません。化学製品の工場で急ピッチで生産が進むのは、湯たんぽです。
「5月ごろから夏の節電対策を飛び越して商談が増えている。節電暖房の商品としては湯たんぽは欠かせない商品」(タンゲ化学工業・丹下明則社長)
通常、年間70万個の湯たんぽを生産しているといいますが、今年の冬に向けてラインをフル稼働させています。
「去年に比べ1.5~2倍の売り上げになりそうだと聞いている」(タンゲ化学工業・丹下明則社長)
さらに、こんな商品の注文も増えているといいます。
「こちら大判の大きなブランケットになっているんですが、まず前に袖がついていますので、そのまま前から袖を通していただきまして、このように全身すっぽり大きなブランケットにくるまることができます」(株式会社カルジック・渡辺一功取締役)
袖が付いた特大のフリース生地のブランケット、その名も“スランケット”。自宅でくつろぐ時や肌寒い場所でのデスクワークでも、羽織るだけで暖かいといいます。
「昨年は約6万枚の販売実績があるが、今年は約2倍の10万枚強を見込んでいる」(株式会社カルジック・渡辺一功取締役)
この夏は扇風機が品薄となるなど全国で節電への意識が高まっていますが、この冬も電力不足は避けられない見込みです。夏は始まったばかりですが、早くも冬の「熱い」節電商戦が始まっています。(25日18:02)
最終更新:7月25日(月)22時9分
一歩先行く企業だねぇ。
まぁ今冬の事考えてられないけどね。
この夏をどう乗り切るか・・・苦笑。
暗黒の稲妻
TBS系(JNN) 7月25日(月)19時34分配信
都心では30度を超えていますが、ユニクロでは早くも冬の定番商品を発売しました。
ユニクロが25日に発売したのはあったか下着「ヒートテック」。保温効果を高めた冬の人気商品で、去年は8000万枚を売上げましたが、今年は3週間早い投入となりました。
「ちょっと早めに用意した方がいいかなとは思っています」(買い物客)
「秋冬の暖房の節電などで皆さまの役に立てばと思っています。今なら色・サイズとも全てそろっていて豊富な中から選んでいただけるので、お客さまにゆっくりご覧いただける」(ユニクロ銀座店・中村裕子さん)
売り場では節電意識の高い買い物客が早くもまとめ買いする姿もみられました。
一方、新潟県のこの工場では、休日返上で増産態勢に入っている商品がありました。扇風機・・・ではなく石油ストーブです。派遣社員やパートを増やして対応しているといいますが、点火のチェックをしている従業員はさすがに暑そうです。
「(増産態勢には)6月の上旬から例年より2~3か月早く入っている。節電へのお客さまの意識が高まったためだと考えている」(今町コロナ・高橋俊雄工場長)
この工場では、すでに去年の1.5倍近い注文が入っているといいます。こうした動きは石油ストーブだけではありません。化学製品の工場で急ピッチで生産が進むのは、湯たんぽです。
「5月ごろから夏の節電対策を飛び越して商談が増えている。節電暖房の商品としては湯たんぽは欠かせない商品」(タンゲ化学工業・丹下明則社長)
通常、年間70万個の湯たんぽを生産しているといいますが、今年の冬に向けてラインをフル稼働させています。
「去年に比べ1.5~2倍の売り上げになりそうだと聞いている」(タンゲ化学工業・丹下明則社長)
さらに、こんな商品の注文も増えているといいます。
「こちら大判の大きなブランケットになっているんですが、まず前に袖がついていますので、そのまま前から袖を通していただきまして、このように全身すっぽり大きなブランケットにくるまることができます」(株式会社カルジック・渡辺一功取締役)
袖が付いた特大のフリース生地のブランケット、その名も“スランケット”。自宅でくつろぐ時や肌寒い場所でのデスクワークでも、羽織るだけで暖かいといいます。
「昨年は約6万枚の販売実績があるが、今年は約2倍の10万枚強を見込んでいる」(株式会社カルジック・渡辺一功取締役)
この夏は扇風機が品薄となるなど全国で節電への意識が高まっていますが、この冬も電力不足は避けられない見込みです。夏は始まったばかりですが、早くも冬の「熱い」節電商戦が始まっています。(25日18:02)
最終更新:7月25日(月)22時9分
一歩先行く企業だねぇ。
まぁ今冬の事考えてられないけどね。
この夏をどう乗り切るか・・・苦笑。
暗黒の稲妻