<大和証券グループ>2子会社合併へ 個人・法人向け統合
毎日新聞 7月23日(土)11時14分配信
大和証券グループ本社は23日、個人向けと法人向けの2証券子会社を来年4月をめどに合併する方針を固めた。月内に発表する。大和は11年3月期連結決算で373億円の最終(当期)赤字に陥るなど業績悪化が続いている。人事や企画、財務など重複部門を統合しコスト削減をする一方、個人部門の営業力を強化するのが狙い。合併新会社の名称は「大和証券」とする方向だ。
合併するのは、個人向けに株式などを販売する「大和証券」と、社債発行や株式新規公開など法人部門の「大和証券キャピタル・マーケッツ(CM)」。4月に持ち株会社の大和証券グループ本社社長に就任した日比野隆司氏が両子会社の社長を兼ねるなど、一体化を急いでいた。
大和は、グループ内で好調な個人部門が、不振の法人部門を補っている。このため、今年2月に3社合計で2050人いた企画や人事部門の人員について、14年4月までに1500人に減らし、大半を個人向けを中心に営業部門に配置する。大和CMの営業部門の一部も個人部門に移す。システム投資の抑制を含め400億円のコスト削減を行う一方、投資信託の販売強化など600億円の増収で、1000億円の収支改善を目指す。
大和は09年末まで約10年続いた三井住友フィナンシャルグループとの提携で、法人部門を分社化し三井住友から4割の出資を受け入れ「大和証券エスビーキャピタル・マーケッツ」(現大和CM)を設けた経緯がある。提携解消後も法人部門は大和CMとして個人部門と並立する形が続き、重複解消が課題だった。【浜中慎哉】
最終更新:7月23日(土)15時54分
大和証券グループ本社は23日、個人向けと法人向けの2証券子会社を来年4月をめどに合併する方針を固めた。月内に発表する。大和は11年3月期連結決算で373億円の最終(当期)赤字に陥るなど業績悪化が続いている。人事や企画、財務など重複部門を統合しコスト削減をする一方、個人部門の営業力を強化するのが狙い。合併新会社の名称は「大和証券」とする方向だ。
だそうだ。
暗黒の稲妻
毎日新聞 7月23日(土)11時14分配信
大和証券グループ本社は23日、個人向けと法人向けの2証券子会社を来年4月をめどに合併する方針を固めた。月内に発表する。大和は11年3月期連結決算で373億円の最終(当期)赤字に陥るなど業績悪化が続いている。人事や企画、財務など重複部門を統合しコスト削減をする一方、個人部門の営業力を強化するのが狙い。合併新会社の名称は「大和証券」とする方向だ。
合併するのは、個人向けに株式などを販売する「大和証券」と、社債発行や株式新規公開など法人部門の「大和証券キャピタル・マーケッツ(CM)」。4月に持ち株会社の大和証券グループ本社社長に就任した日比野隆司氏が両子会社の社長を兼ねるなど、一体化を急いでいた。
大和は、グループ内で好調な個人部門が、不振の法人部門を補っている。このため、今年2月に3社合計で2050人いた企画や人事部門の人員について、14年4月までに1500人に減らし、大半を個人向けを中心に営業部門に配置する。大和CMの営業部門の一部も個人部門に移す。システム投資の抑制を含め400億円のコスト削減を行う一方、投資信託の販売強化など600億円の増収で、1000億円の収支改善を目指す。
大和は09年末まで約10年続いた三井住友フィナンシャルグループとの提携で、法人部門を分社化し三井住友から4割の出資を受け入れ「大和証券エスビーキャピタル・マーケッツ」(現大和CM)を設けた経緯がある。提携解消後も法人部門は大和CMとして個人部門と並立する形が続き、重複解消が課題だった。【浜中慎哉】
最終更新:7月23日(土)15時54分
大和証券グループ本社は23日、個人向けと法人向けの2証券子会社を来年4月をめどに合併する方針を固めた。月内に発表する。大和は11年3月期連結決算で373億円の最終(当期)赤字に陥るなど業績悪化が続いている。人事や企画、財務など重複部門を統合しコスト削減をする一方、個人部門の営業力を強化するのが狙い。合併新会社の名称は「大和証券」とする方向だ。
だそうだ。
暗黒の稲妻