雨は峠越えるも土砂災害注意
7月21日 7時41分


大型の台風6号は、本州の南海上を南東へ進んでいます。関東など各地の雨は峠を越えましたが、これまでの大雨で地盤が緩んでいる地域があり、気象庁はしばらくの間、土砂災害などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁の発表によりますと、大型の台風6号は、午前7時には伊豆諸島の八丈島の南170キロの海上を、1時間に20キロの速さで南東へ進んでいるものとみられます。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から東側650キロ以内と西側460キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。台風の活発な雨雲と、南から湿った空気が流れ込んだため、四国から関東の広い範囲で降り始めからの雨の量が500ミリを超える大雨となりました。台風は本州の南の海上を南東へ進む見込みで、関東など各地の雨は峠を越えました。ただ、これまでの大雨で地盤が緩んでいる地域があり、特に茨城県では一部の地域で土砂災害の危険性が高い状態が続いています。また、関東と東海では21日昼すぎにかけて海上を中心に風の強い状態が続き、沿岸の波の高さは、21日夜遅くにかけて6メートルから7メートルと大しけが続く見込みです。気象庁はしばらくの間、土砂災害と高波に十分注意するよう呼びかけています。

(元記事:NHKニュース)
URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110721/k10014344861000.html

どうやら峠は越えた様だけどまだまだ注意が必要だね。
皆様ご注意を。

暗黒の稲妻