間借り寂しい終業式も…宮城・福島の公立小中
読売新聞 7月20日(水)10時53分配信
東日本大震災で被災した宮城県、福島県の多くの公立小中学校で20日、1学期の終業式が行われた。
宮城県では290校が1学期を終え、石巻市の市立住吉小学校(児童184人)は、津波で浸水した体育館ではなく、校舎3階の視聴覚室で行った。津波で自宅アパートが全壊したという6年生は「地震と津波で学校のプールが使えなくなった。夏休みは外で友達と鬼ごっこなどをして遊びたい」と笑顔を見せた。同県の小中学校は、震災で春の授業開始が遅れたため、ほぼ半数の学校で夏休みが最大11日間短くなる。
福島県では、703校で終業式を迎えた。津波の影響で移転を余儀なくされたいわき市立豊間小学校(児童143人)は、約4キロ離れた間借り先の高久小学校で開き、鈴木洋一校長(54)が「地震や津波に負けなかった命を大切に夏休みを過ごして」と呼びかけた。5年生は壇上で「いろいろな人が支援に来てくれて楽しかった。早く自分の小学校に帰れたらなと思います」と述べた。
岩手県内の小中学校の終業式は、22日以降に行われる。
最終更新:7月20日(水)14時5分
そろそろ夏休みだね。
暗黒の稲妻
読売新聞 7月20日(水)10時53分配信
東日本大震災で被災した宮城県、福島県の多くの公立小中学校で20日、1学期の終業式が行われた。
宮城県では290校が1学期を終え、石巻市の市立住吉小学校(児童184人)は、津波で浸水した体育館ではなく、校舎3階の視聴覚室で行った。津波で自宅アパートが全壊したという6年生は「地震と津波で学校のプールが使えなくなった。夏休みは外で友達と鬼ごっこなどをして遊びたい」と笑顔を見せた。同県の小中学校は、震災で春の授業開始が遅れたため、ほぼ半数の学校で夏休みが最大11日間短くなる。
福島県では、703校で終業式を迎えた。津波の影響で移転を余儀なくされたいわき市立豊間小学校(児童143人)は、約4キロ離れた間借り先の高久小学校で開き、鈴木洋一校長(54)が「地震や津波に負けなかった命を大切に夏休みを過ごして」と呼びかけた。5年生は壇上で「いろいろな人が支援に来てくれて楽しかった。早く自分の小学校に帰れたらなと思います」と述べた。
岩手県内の小中学校の終業式は、22日以降に行われる。
最終更新:7月20日(水)14時5分
そろそろ夏休みだね。
暗黒の稲妻