アフガン大統領、政権弱体化の危機
読売新聞 7月19日(火)19時49分配信

 【カブール=横堀裕也】アフガニスタン駐留米軍の撤収開始に伴う治安権限移譲プロセスのさなかにあるカルザイ大統領が、実弟や側近を暗殺で相次いで失い、政権弱体化の危機に直面している。

 大統領自身の暗殺や内戦への逆戻りを懸念する声も出始めた。

 「我々は、この先も直面するであろう難題に備える必要がある」。18日退任したアフガン駐留米軍のペトレイアス司令官は、カブールでこう語り、攻勢を強めるタリバンへの警戒感をあらわにした。

 タリバンは5月、「カルザイ政権高官を標的にする」と宣言。多くの戦闘員を投入した大規模な作戦から、個人に狙いを定めた暗殺作戦に重点を移し、これまでに多くの政府高官や治安部隊幹部を殺害してきた。

最終更新:7月19日(火)19時49分

アフガニスタン駐留米軍の撤収開始に伴う治安権限移譲プロセスのさなかにあるカルザイ大統領が、実弟や側近を暗殺で相次いで失い、政権弱体化の危機に直面しているという記事。
さてはてどうなるのやら。

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