財政再建法案、米大統領が拒否権発動へ
読売新聞 7月19日(火)12時4分配信

 【ワシントン=岡田章裕】米ホワイトハウスは18日、野党共和党の主導で19日に下院で採決される見通しとなっている財政再建法案について、オバマ大統領が拒否権を発動すると発表した。

 同案が増税を回避し、経済成長のための公共投資を削減するため、財政再建と景気対策のバランスが取れていないとの理由だ。大統領は15日の記者会見で、一両日中に打開策で合意するよう与野党に求めたが、いまだ結論は出ず、オバマ政権と共和党の攻防は激しさを増している。

 協議が行き詰まれば、8月2日には、米政府は米国債の利払いなどが出来なくなるデフォルト(債務不履行)に陥る懸念がある。カーニー大統領報道官は18日に記者会見し、「大統領と議会指導者は、デフォルトの回避で合意している」と強調し、協議の進展に期待を示した。オバマ政権は7月22日を事実上の期限として合意を目指してきたとされるが、報道官は「22日は厳密な期限ではない」と述べ、週内の実質合意は難しいとの見方も示唆した。

最終更新:7月19日(火)12時4分

財政再建法案を大統領が拒否権発動という記事。
そんな事してて本当に大丈夫なんだろうかね。

暗黒の稲妻