ナベQブチギレ!32年ぶり借金13…西武
スポーツ報知 7月19日(火)8時2分配信


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8回無死、中島の二ゴロでアウト判定に激高し猛抗議する渡辺監督(左から2人目)
 ◆ソフトバンク5―3西武(18日・福岡ヤフードーム) 鬼の形相でベンチを飛び出した。渡辺監督が猛抗議したのは8回だった。中島の二ゴロの際、一塁手の捕球時にベースから足が離れたように見えたが、判定はアウト。「(送球がそれて)届かないから足が離れているのがこっちからは見えた。でも審判の位置からは見えていない」と、憤慨した中島に同調するように試合後、指揮官はまくしたてた。

 「ジャッジはヘタクソすぎる。ベンチからは角度的によく見えるし、あまりにもレベルが低すぎる。弥太郎のけん制は、軸足を外しているので肩が(入っているか)どうとか関係ない」。4回1死一塁で坂元がボークを取られた時も抗議に出ており、2度の不可解な判定に、怒りは収まらなかった。

 後味の悪い、昨年8月以来の7連敗となったが、この日の敗因は打線だった。6回は2死満塁まで走者をためながら、浅村が遊ゴロに倒れた。7回は下位打線の3連打で無死満塁とするも、栗山の二ゴロ併殺の間に1点を返すのがやっと。「ずっとそうなんだけど、満塁のチャンスで1本出るだけで流れが変わるんだけどね。1本も出ていないから」。指揮官が嘆くように、ここ7連敗中で1回に2得点したのは、わずか1度。ビッグイニングが作れない苦境が続いている。

 7月に入って6連敗、3連勝、7連敗で3勝13敗。借金はついに13まで膨れ上がった。チームとしては1979年の西武ライオンズ創設1年目以来、実に32年ぶりの悪夢。首位とは17・5ゲーム差で、5位・オリックスとも4・5ゲーム差。レオ特急が最下位を独走する異常状態だ。苦しい状況は続くが、打線爆発を待って、何とか浮上のきっかけをつかみたい。

最終更新:7月19日(火)10時28分

今の西武を見ていると広岡・森時代と比べると放漫というか管理出来て無い気が・・。
ギャップが激しすぎる気がするんだが。
そりゃのびのびやることはいいけど何か自分の為のみ野球をやっているように見えてしまう。
自分の為にやるのが当たり前の世界だけどチームでプレーしていることをお忘れのなく。

暗黒の稲妻