<福島第1原発>3号機タービン建屋の屋根の穴を修繕
毎日新聞 7月18日(月)22時10分配信


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福島第1原発3号機タービン建屋屋根の穴をふさぐため、クレーンで鉄板を設置した=2011年7月18日(東電提供)
 東京電力は18日、福島第1原発3号機のタービン建屋で、大型で非常に強い台風6号の接近に備えて屋根に開いた穴をふさぐ修繕工事を実施した。予定する2カ所のうち、大きい方の修繕が完了。19日には残りの穴もふさぐ予定。

 穴は、3号機原子炉建屋の水素爆発で飛散したがれきによって開いたとみられる。タービン建屋には高濃度の放射性汚染水がたまっている。穴から雨水が降り込むと水位が上昇し、あふれる危険性があるため、雨水の浸水を防ぐのが狙い。

 東電によると、18日にふさいだのは、縦11メートル、横14メートルの楕円(だえん)形の大きな穴。縦5メートル、横16メートル、厚さ40センチの鉄製の構造物3枚を、クレーンを使ってつり下げ、穴の上に並べてふさいだ。この作業で、作業員2人が計画していた被ばく線量の10ミリシーベルトを超えた。最大は12ミリシーベルトだった。

 19日は、縦5メートル、横2メートルの楕円形の小さな穴をふさぐほか、水素爆発の爆風でふたが吹き飛んだ天窓もふさぐ予定。また、配管が破損した二つの雨どいの入り口部分の穴にも、土のうを置くという。【河内敏康】

最終更新:7月18日(月)22時19分

本当に間に合うのか?
台風はもうすぐそこ迄来てて待ったなし状態なんだが・・。

暗黒の稲妻