シャープ、「GALAPAGOS」を汎用 Android タブレットへ方向転換
japan.internet.com 7月15日(金)6時31分配信


シャープ、「GALAPAGOS」を汎用 Android タブレットへ方向転換
シャープは2011年7月14日、電子書籍ストア「TSUTAYA GALAPAGOS」向け専用のタブレット端末として提供してきた「GALAPAGOS EB-W51GJ」「同 EB-WX1GJ」の OS について、Android 2.3へ変更するシステム ソフトを7月25日より提供すると発表した。OS を変更すると Android Market からダウンロードしたアプリケーションが利用可能となり、汎用 Android タブレットとして使えるようになる。

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同システム ソフトを適用すると TSUTAYA GALAPAGOS 用アプリケーションもバージョンアップされ、購入済み辞書コンテンツ単体でも言葉を調べられるようになるなど、使いやすさが向上するという。ただし、省エネ モードや手書き文字入力などが使えなくなるなど、廃止される機能もある。さらに、一度適用すると OS などをユーザー レベルで元に戻せないため、注意を要する。

TSUTAYA GALAPAGOS は、シャープとカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が合弁会社を通じて2010年12月より運営している電子書籍ストア。当初、同ストアを利用するには GALAPAGOS が必要だった。しかし、2011年3月にシャープ製 Android スマートフォン、6月には他社製 Android 端末へ対応させ、段階的に開放してきた。今回は、GALAPAGOS を汎用 Android 端末へと方向転換することになった。

なお、TSUTAYA GALAPAGOS を共同運営している CCC は、6月30日に独自電子書籍販売サービス「TSUTAYA.com eBOOKs」を開始した。まず Android 端末向けサービスを提供し、今秋には iPhone / iPad とパソコン向けのサービスも始める予定だ。

最終更新:7月15日(金)6時31分

独自の進化を遂げるはずのガラパゴスがアンドロイドにすり寄ってしまうとはね。
何となくコンセプトから外れていく気がするのは気のせい?

暗黒の稲妻