追加テスト、事実上義務付け=11日に統一見解―原発再稼働
時事通信 7月9日(土)18時8分配信

 政府は9日までに、定期点検中の原発の再稼働について、欧州連合(EU)が行っているストレステスト(耐性評価)を参考にした安全評価を設け、その実施が「望ましい」とする統一見解をまとめた。これまで経済産業相の判断で可能だった再稼働に、追加の基準を事実上義務付けることで、より安全性を高めるのが狙い。基準策定に内閣府の原子力安全委員会を関与させる方針も固めた。
 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の再稼働問題で混乱を招いたことから、政府は統一見解の文言を慎重に詰め、11日に公表する方針だ。
 菅直人首相は9日の民主党全国幹事長会議で、統一見解について「国民に納得してもらえる、安心してもらえる手続きをどのように取るのか、方針について週明けにはきちっとした方向性を出すことができる状況だ」と強調。細野豪志原発事故担当相も同日のNHK番組で、「遅くとも11日には、枝野幸男官房長官と海江田万里経産相と私で見解をしっかりまとめて示したい」と述べた。 

最終更新:7月9日(土)22時1分

おいおい、コロコロ方針が変わるんだな(ワラ。
今一つはっきりしないんだけど・・。
安全検査の基準を殆ど見直す事も無何十年も放置してきた事にも問題があるんだが、現政権の対応のまずさは見るに堪えないな。
本当に安全(だと言い切れる)なら原発もそれはそれでいいと思う
しかし「何も対策とってない」突然「安全宣言」やられても「事故から何の教訓も対策も得てないのに?」って批判を浴びるのは当然の話だろう。
一体原発はたった三か月の間に何の対策をとったというのだろうか。
津波の第4波が収束するまで3時間以上。
メルトダウンは5時間で起きた。
つまりたったの二時間で電源復旧できるスキルをもった原発など日本には存在しない。
電源喪失を防ぐ対策は、「原子炉だけ丈夫にして、ほかのタンクとかが流されても平気で想定外と吠えるインチキ原発行政」がやってきたことと同じではないのかね。
事故が起きる前は99%の安全。
一度事故が起きたのだ。
誠実に事実と向き合い、対策を先に提供すべきではないのか。
説明責任があるのは原発行政の方ではないのか。

暗黒の稲妻