元予備校生の不処分決定=「結果軽くないが深く反省」-入試問題投稿事件・山形家裁
時事通信 7月7日(木)14時20分配信

 京都大などの入試問題が試験中にインターネットの掲示板に投稿された事件で、偽計業務妨害の非行事実で送致された元予備校生の少年(19)の少年審判が7日、山形家裁であった。矢数昌雄裁判長は「少年は非行事実を認め、深く反省している」などとして、不処分を決定した。
 決定は「不正な手段を使ってでも大学に合格したいと考えて非行に及んでおり、発生した結果も軽くはない」と指摘する一方、少年が大学に謝罪文を書くなど反省していることや、これまで問題行動がないことなどから、「保護処分に付するまでの必要性は認められない」と結論付けた。
 付添人の弁護士によると、少年は「大きな社会問題を起こしてしまい、責任を感じている」と反省の気持ちを述べた。不処分決定については、「迷惑を掛けたことがすべて解決したとは思わない。今後、ルールを破らずに真面目に生きることで反省の態度を示していきたい」と話したという。
 認定された非行事実によると、少年は2月、京都大などの試験中に携帯電話を使って入試問題をネット掲示板に投稿。掲示板を通じて回答を得るなどして、大学の業務を妨害した。 

最終更新:7月7日(木)20時27分

人として社会的には、ほぼ処分されてるとは思うが・・。
この後の人生をどう生きるかが大事だと思うのだが。

暗黒の稲妻