ウィルコム、PHS基地局を3割減-年300億円圧縮
2011年7月7日
ウィルコム(東京都港区、宮内謙社長、03・6215・7306)は、3年かけてPHS基地局を現在の16万局から約3割減の11万―12万局にする。ソフトバンクの第3世代携帯電話(3G)の鉄塔基地局にPHS専用基地局を併置。基地局の賃料や電気代、回線料などの負担を軽減する。ソフトバンクのインフラ活用により、年550億円かかっているPHS基地局の維持費を同250億―同350億円に圧縮し、経営改善につなげる。
すでに3月から一部作業を進めている。2014年夏までにすべての作業を完了する。ウィルコムはこれにより設備維持費を年200億―同300億円削減できると試算している。
高さが40メートルあるソフトバンクの3G鉄塔基地局は、上部にPHS専用の基地局を併設でき、半径2キロメートルの地域を補える。ウィルコムは今後、3G鉄塔基地局との併設により、不要なPHS基地局を選定していく。
PHS専業のウィルコムは多数の基地局で通話地域をカバーするマイクロセル方式を採用。1995年のサービス開始時には通話地域をカバーできる半径が500メートルで、最近の基地局でも半径1キロメートル程度と広い地域をカバーできない。このため基地局数が増える傾向にあり、設備維持費の負担が重く経営を圧迫していた。
ウィルコムは10年に会社更生法を申請した。現在、ソフトバンクが株式を取得してPHS専業通信会社として経営再建を進めている。
東日本大震災時には携帯電話がつながらない中で、PHSは通話できたことや新サービスが好調に推移するなどして、5月のPHS純増数は13年11カ月ぶりに10万台の大台に乗せた。PHSの販売拡大と設備費の削減効果で収益改善を進めていく。
(元記事:asahi.com)
URL:http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201107070019.html
いわば不要な部分は切り捨て手いくという事だねぇ。
まぁ企業としては当然の事なんだおるけど。
暗黒の稲妻
2011年7月7日
ウィルコム(東京都港区、宮内謙社長、03・6215・7306)は、3年かけてPHS基地局を現在の16万局から約3割減の11万―12万局にする。ソフトバンクの第3世代携帯電話(3G)の鉄塔基地局にPHS専用基地局を併置。基地局の賃料や電気代、回線料などの負担を軽減する。ソフトバンクのインフラ活用により、年550億円かかっているPHS基地局の維持費を同250億―同350億円に圧縮し、経営改善につなげる。
すでに3月から一部作業を進めている。2014年夏までにすべての作業を完了する。ウィルコムはこれにより設備維持費を年200億―同300億円削減できると試算している。
高さが40メートルあるソフトバンクの3G鉄塔基地局は、上部にPHS専用の基地局を併設でき、半径2キロメートルの地域を補える。ウィルコムは今後、3G鉄塔基地局との併設により、不要なPHS基地局を選定していく。
PHS専業のウィルコムは多数の基地局で通話地域をカバーするマイクロセル方式を採用。1995年のサービス開始時には通話地域をカバーできる半径が500メートルで、最近の基地局でも半径1キロメートル程度と広い地域をカバーできない。このため基地局数が増える傾向にあり、設備維持費の負担が重く経営を圧迫していた。
ウィルコムは10年に会社更生法を申請した。現在、ソフトバンクが株式を取得してPHS専業通信会社として経営再建を進めている。
東日本大震災時には携帯電話がつながらない中で、PHSは通話できたことや新サービスが好調に推移するなどして、5月のPHS純増数は13年11カ月ぶりに10万台の大台に乗せた。PHSの販売拡大と設備費の削減効果で収益改善を進めていく。
(元記事:asahi.com)
URL:http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201107070019.html
いわば不要な部分は切り捨て手いくという事だねぇ。
まぁ企業としては当然の事なんだおるけど。
暗黒の稲妻