ダル、ランニング本塁打許すも11勝目!日本ハム連敗止める
サンケイスポーツ 7月7日(木)21時4分配信


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11勝目を挙げた日本ハム・ダルビッシュ=7日、QVCマリン(写真:サンケイスポーツ)
 (パ・リーグ、ロッテ3-4日本ハム、9回戦、ロッテ5勝4敗、7日、QVCマリン)ダルビッシュは強風の中3失点したものの、ハーラートップの11勝目。先制のランニング本塁打を許した場面で、捕球時に脚を滑らせた糸井は直後に逆転の2ランを放ち、日本ハムは連敗を「2」で止めた。

【写真で見る】今江の打球をはじき、照れ笑いのダル

 不運な失点だった。0-0の三回二死。ダルビッシュが、渡辺正に痛烈なライナーを左前にはじき返される。単打で止めなければいけない場面だったが、左翼手の中田がワンバウンドした打球を後逸。打者走者の本塁生還(記録は本塁打)を許し、先制点を献上してしまった。

 この日は風速10メートル以上の強風が吹き荒れたQVCマリン。試合前の外野守備練習中、清水外野守備走塁コーチは中田らに「フライは戻される。ライナーは伸びる」と指示を出していた。この言葉が頭に残り、中田は一瞬の状況判断を誤ったのかもしれない。

 ただ、22歳のミスを周囲がカバーした。直後の四回だ。無死一塁から糸井が右翼席中段に8号逆転2ラン。打った瞬間、それと分かる打球に「スライダーをしっかりとらえることができました。先制された直後にすぐ取り返すことができてよかった」と笑顔で振り返った。

 打線の援護を受けたダルビッシュは四回、先頭の井口に右中間二塁打を浴び、カスティーヨの二ゴロの間に一死三塁とされたが、福浦をスライダーで空振り三振。今江は三ゴロに打ち取った。

 「強風の中でも落ち着いて投げられていた。むしろこの風を味方につけているように見えた」と吉井投手コーチ。ダルビッシュは8回を投げ3失点5三振。自身3連勝で11勝目を挙げた。

最終更新:7月7日(木)23時18分

やっぱダル投手だな。
1点を失ったものの周りのカバーで・・。
連敗は2で止まった。

暗黒の稲妻