欧州中銀、追加利上げ=次回以降は様子見へ
時事通信 7月7日(木)20時50分配信

 【フランクフルト時事】欧州中央銀行(ECB)は7日に当地の本部で定例理事会を開き、インフレ抑制のため、ユーロ圏17カ国の主要政策金利を0.25%引き上げて1.50%とすることを全会一致で決めた。利上げは金融危機後初となった4月以来。トリシェ総裁は記者会見で、インフレ警戒姿勢の維持を強調すると同時に、ユーロ圏景気の減速を指摘。次回以降の利上げ時期については明確なスタンスを示さず、債務危機問題などの今後の動向を見極める姿勢をにじませた。 

最終更新:7月8日(金)6時27分

ギリシャやポルトガルの財政危機を受けての措置だが、逆に利上げできる余地があるのは羨ましいね。
日本の現在の経済情勢ではまず不可能だろう。
金融政策の弾力性がなくなるのではないだろうか。」

暗黒の稲妻