18原田芳雄、腸閉塞と肺炎併発し闘病中
デイリースポーツ 7月4日(月)9時19分配信

 ベテラン俳優・原田芳雄(71)が腸閉塞(へいそく)と誤嚥(ごえん)性肺炎を併発し、闘病中であることが3日、分かった。4日発売の週刊誌「週刊現代」が報じている。点滴治療で横になった状態を続けたために持病の腰痛も悪化。自宅と病院を往復しながら懸命の治療を続ける中、11日に都内で行われる主演映画「大鹿村騒動記」の試写会には出席する意向を示しているという。
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 原田が2つの病気と腰痛というトリプルパンチに見舞われた。
 「週刊現代」や関係者の話を総合すると、原田は5月4日に長野県大鹿村で行われた完成披露試写会に出席する前から腹部の調子が悪かった。現地では予定どおり仕事をこなしたものの、帰京してからも発熱が続いたため、同月7日に病院で検査。医師からウイルス性腸炎から腸閉塞を引き起こしていると診断され、投薬治療を開始した。しかし、その後、胃液などが肺に吸引されて起こる誤嚥性肺炎も併発した。
 原田は08年11月に大腸がんの手術を受けていたため、もともと大腸が癒着を起こしやすい状態だったという。現在は自宅と病院を往復しながら治療を続けている。食事ができないため栄養は点滴で摂取。ベッドに寝たままの治療のため、持病の腰痛が悪化するという予期せぬ弊害も起こった。
 このため出演中だった日本テレビ・読売系のドラマ「高校生レストラン」は途中で台本を変更。主演の松岡昌宏の父親役ながら、後半は物語から姿を消す形となっていた。
 ただ、原田は俳優としての気力は衰えておらず、3日にフジテレビ・関西系で放送された「ボクらの時代」(日曜、前7・00)では「体もどんどん動かなくなってきているけど、動かないことで何かできるってことになるといいけどね」と前向きに語っていた。
 その言葉を実践するかのように、都内で11日に行われる「大鹿村‐」の試写会と、16日の公開初日での舞台あいさつには車いすに乗ってでも出席する覚悟だという。

最終更新:7月4日(月)15時18分

年齢が年齢なので…大事にしてほしいですね。
なんとか頑張ってほしいなぁ。

暗黒の稲妻