<岡本太郎さん壁画>改変容疑で芸術家3人を書類送検へ
毎日新聞 7月3日(日)2時32分配信


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故岡本太郎さんの巨大壁画「明日の神話」=東京都渋谷区で2008年11月17日、佐々木順一撮影
 東京・渋谷駅構内に飾られている芸術家の故岡本太郎さんの巨大壁画「明日の神話」に福島第1原発事故を模した絵が付け加えられた問題で、警視庁渋谷署は週明けにも東京の若手美術家グループ「Chim↑Pom(チンポム)」のリーダーら28~33歳の男性メンバー3人を軽犯罪法違反(はり札)容疑で書類送検する方針を固めた。

【作業中の写真】岡本太郎:渋谷に巨大壁画「明日の神話」設置作業を公開

 送検容疑は4月30日夜、爆発した四つの原子炉建屋を描いた絵の板(縦約80センチ、横約2メートル)を、岡本さんの壁画(縦5.5メートル、横30メートル)の右下につなげる形ではり付けたとしている。

 リーダーらは5月18日に記者会見し自分たちが掲示したことを認め、絵をはり付ける様子を映した映像と原画を公開。渋谷署はメンバーらから動機などを任意で聴取していた。

 グループは08年、広島市上空に小型ジェット機で「ピカッ」という文字を飛行機雲を使って浮かび上がらせ、被爆者らから批判を受けたことがある。【山本太一、内橋寿明、小泉大士】

最終更新:7月3日(日)11時50分

人の作品に勝手に手を加えて、それが「芸術だ」って言われても・・という気がするのだが。

暗黒の稲妻