元VMの稔、河野、MAZADAの出場停止処分を全日本プロレスが解除
スポーツナビ 6月30日(木)16時51分配信
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稔(中)、河野(右)の出場停止処分が解除(左は全日本プロレスの内田社長)【写真提供:全日本プロレス】
6月30日(木)、都内にある事務所で全日本プロレスが記者会見を実施。TARUのスーパー・ヘイト(平井伸和)への暴行事件に絡み、出場停止処分を受けていた元ブードゥー・マーダーズ(以下、VM)の稔、河野真幸(KONO)、MAZADAの3選手の処分解除を本日付けで発表した。
会見に出席した内田雅之社長によると、3選手に関しては事件発生当初より、全日本サイドによる聞き取り調査で暴行には関わっていないという事実は把握していたものの、処分を科したのは現場に同席していたという事実を会社が重く見たからだった。しかし、その後、全日本サイドのさらなる聞き取り調査と、6月16日に所轄の警察署に事情説明をしたところ、3選手が暴行を行っていないという事実が改めて判明。これにより、本日付けで3選手の出場停止処分を解除する運びとなった。
なお、稔とMAZADAに関しては、東日本大震災の影響により開催延期となっていた4月29日の久喜大会の代替えとして7月9日に開催される同所での大会からの復帰が決定。さらに7月17日から開幕する次期シリーズ『2011 SUMMER ACTION SERIES』より巡業にもフル参戦する。また、河野に関してはリングネームをVM時代のKONOから元の河野真幸に再変更するが、古傷である右ヒジを手術するために当分の間は欠場。復帰時期は未定だが、医者の診断によると3カ月前後を要するという。
会見にはメキシコに帰っているMAZADAを除く、稔と河野の2所属選手も同席。事件発生以来、初めて公式の場に姿を現した二人だが、内田社長からは、「いろいろな意見はあると思いますが、レスラーならばリングで素晴らしいパフォーマンスをして、信頼を取り戻してほしい」と期待を寄せられた。
藤原組時代以来、約16年ぶりに頭を丸めたという稔は、「6月19日の両国大会とそれに繋がる大事なツアーを前にして、ファンや業界、そして会社に多大な迷惑をおかけしました。処分を解除すると言われましたので、リング上で信頼を取り戻せるようにやっていきます」と神妙な面持ちでコメント。また、当分の間は試合に出られない河野も、「今回の件に関しては、ご心配とご迷惑をおかけ致しました。リングで一生懸命な姿を見せるだけだと思っています。今はコンディションが良くありませんが、完璧にしてリングにもう一度上がりたいと思います」と今後の意気込みを語った。
「部屋にいたみんなが、こんなことになるとは思っていませんでしたから、ショックは大きいです。最初の10日ぐらいは何もする気が起きませんでした」と事件についての心境を語った稔。いまだ意識を回復していない平井に関しては、「平井さんが回復して、現場に戻ってきてくれることが一番嬉しいですが、とにかく普通の生活ができるようにと祈るのみですね」と想いを語っている。河野も想いは同じ。「早く平井さんに回復してもらって、それからだと思います」と平井の一日も早い回復を望んでいた。
所属していたユニットが解散し、ベルトも剥奪された二人にとっては一からの再出発。あとはリングでファンからの信頼を取り戻すことに全力を注ぐのみだ。
[記事提供:全日本プロレス]
最終更新:6月30日(木)16時51分
未だに平井選手の意識が回復していないらしいがそれが気掛かりなんだけど・・。
真相は闇の中なんだろうか。
暗黒の稲妻
スポーツナビ 6月30日(木)16時51分配信

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稔(中)、河野(右)の出場停止処分が解除(左は全日本プロレスの内田社長)【写真提供:全日本プロレス】
6月30日(木)、都内にある事務所で全日本プロレスが記者会見を実施。TARUのスーパー・ヘイト(平井伸和)への暴行事件に絡み、出場停止処分を受けていた元ブードゥー・マーダーズ(以下、VM)の稔、河野真幸(KONO)、MAZADAの3選手の処分解除を本日付けで発表した。
会見に出席した内田雅之社長によると、3選手に関しては事件発生当初より、全日本サイドによる聞き取り調査で暴行には関わっていないという事実は把握していたものの、処分を科したのは現場に同席していたという事実を会社が重く見たからだった。しかし、その後、全日本サイドのさらなる聞き取り調査と、6月16日に所轄の警察署に事情説明をしたところ、3選手が暴行を行っていないという事実が改めて判明。これにより、本日付けで3選手の出場停止処分を解除する運びとなった。
なお、稔とMAZADAに関しては、東日本大震災の影響により開催延期となっていた4月29日の久喜大会の代替えとして7月9日に開催される同所での大会からの復帰が決定。さらに7月17日から開幕する次期シリーズ『2011 SUMMER ACTION SERIES』より巡業にもフル参戦する。また、河野に関してはリングネームをVM時代のKONOから元の河野真幸に再変更するが、古傷である右ヒジを手術するために当分の間は欠場。復帰時期は未定だが、医者の診断によると3カ月前後を要するという。
会見にはメキシコに帰っているMAZADAを除く、稔と河野の2所属選手も同席。事件発生以来、初めて公式の場に姿を現した二人だが、内田社長からは、「いろいろな意見はあると思いますが、レスラーならばリングで素晴らしいパフォーマンスをして、信頼を取り戻してほしい」と期待を寄せられた。
藤原組時代以来、約16年ぶりに頭を丸めたという稔は、「6月19日の両国大会とそれに繋がる大事なツアーを前にして、ファンや業界、そして会社に多大な迷惑をおかけしました。処分を解除すると言われましたので、リング上で信頼を取り戻せるようにやっていきます」と神妙な面持ちでコメント。また、当分の間は試合に出られない河野も、「今回の件に関しては、ご心配とご迷惑をおかけ致しました。リングで一生懸命な姿を見せるだけだと思っています。今はコンディションが良くありませんが、完璧にしてリングにもう一度上がりたいと思います」と今後の意気込みを語った。
「部屋にいたみんなが、こんなことになるとは思っていませんでしたから、ショックは大きいです。最初の10日ぐらいは何もする気が起きませんでした」と事件についての心境を語った稔。いまだ意識を回復していない平井に関しては、「平井さんが回復して、現場に戻ってきてくれることが一番嬉しいですが、とにかく普通の生活ができるようにと祈るのみですね」と想いを語っている。河野も想いは同じ。「早く平井さんに回復してもらって、それからだと思います」と平井の一日も早い回復を望んでいた。
所属していたユニットが解散し、ベルトも剥奪された二人にとっては一からの再出発。あとはリングでファンからの信頼を取り戻すことに全力を注ぐのみだ。
[記事提供:全日本プロレス]
最終更新:6月30日(木)16時51分
未だに平井選手の意識が回復していないらしいがそれが気掛かりなんだけど・・。
真相は闇の中なんだろうか。
暗黒の稲妻