<埼玉県警証言強要問題>深谷市議の起訴見送り…地検が方針
毎日新聞 6月21日(火)2時34分配信

 統一地方選の埼玉県深谷市議選を巡る選挙違反事件で、公職選挙法違反(供応買収)容疑で県警に逮捕され、処分保留で釈放されていた永田勝彦市議(67)について、さいたま地検が起訴を見送る方針を固めたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。起訴猶予処分になるとみられる。事件を巡っては、接待を受けたとされる住民らが「会費を払ったのに『払っていない』という調書に署名させられた」と抗議し、県警が取り調べで虚偽証言を強要した疑いが浮上している。

 永田市議らは2月13日、深谷市内のレストランで住民28人に票のとりまとめを依頼する報酬として1人約4900円の飲食を提供したとして5月8日に逮捕され、同27日に処分保留で釈放された。県警は4月下旬から住民に対する任意の取り調べを開始。住民の大半が数日間で「会費は払わなかった」との調書に署名した。住民から相談を受けた弁護士が「執拗(しつよう)かつ強引な取り調べが行われ、事実に反する供述調書が作成された」として、県警と地検に抗議文を送っていた。

 県警が作成した調書で「会費はなかった」とした複数の住民が、地検の調べには「会費3000円を払った」と供述し、その旨の調書が作成されたとみられる。地検は差額約1900円分が供応買収に当たると判断したが、少額であることを考慮したとみられる。

 県警は取り調べの問題点について、捜査部門とは別の部署が調査している。

最終更新:6月21日(火)8時46分

この話まだまだ続報がありそうな気がするので京は記事のみの紹介にしておきます。

暗黒の稲妻