NYダウは約3か月ぶりの安値
読売新聞 6月16日(木)5時54分配信
【ニューヨーク=小谷野太郎】15日のニューヨーク株式市場は、ギリシャの債務問題を巡る混乱を嫌気した売りで、ほぼ全面安となった。
ダウ平均株価(30種)は前日比178・84ドル安の1万1897・27ドルと3営業日ぶりに大幅反落し、3月18日以来約3か月ぶりの安値で取引を終えた。ナスダック店頭市場の総合指数は同47・26ポイント安の2631・46だった。
財政危機にあるギリシャで、パパンドレウ首相が辞任の意向を表明したと伝わった。政府の緊縮財政策に対する国民の抗議行動も激化し、同国の債務問題解決には時間がかかるとの警戒感が急速に広がった。製造業関連など米国の経済指標が軒並み悪化したことも、投資家心理を冷え込ませた。ダウの下げ幅は一時、213ドルを超えた。
ニューヨーク原油先物市場では、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の7月渡しが前日比4・56ドル安の1バレル=94・81ドルと大幅反落し、2月22日以来約4か月ぶりの安値で取引を終えた。外国為替市場でドルが対ユーロで急上昇し、ドル建て取引の原油先物に割高感が出て、売られた。
最終更新:6月16日(木)5時54分
記事のみの紹介としておきます。
暗黒の稲妻
読売新聞 6月16日(木)5時54分配信
【ニューヨーク=小谷野太郎】15日のニューヨーク株式市場は、ギリシャの債務問題を巡る混乱を嫌気した売りで、ほぼ全面安となった。
ダウ平均株価(30種)は前日比178・84ドル安の1万1897・27ドルと3営業日ぶりに大幅反落し、3月18日以来約3か月ぶりの安値で取引を終えた。ナスダック店頭市場の総合指数は同47・26ポイント安の2631・46だった。
財政危機にあるギリシャで、パパンドレウ首相が辞任の意向を表明したと伝わった。政府の緊縮財政策に対する国民の抗議行動も激化し、同国の債務問題解決には時間がかかるとの警戒感が急速に広がった。製造業関連など米国の経済指標が軒並み悪化したことも、投資家心理を冷え込ませた。ダウの下げ幅は一時、213ドルを超えた。
ニューヨーク原油先物市場では、指標となるテキサス産軽質油(WTI)の7月渡しが前日比4・56ドル安の1バレル=94・81ドルと大幅反落し、2月22日以来約4か月ぶりの安値で取引を終えた。外国為替市場でドルが対ユーロで急上昇し、ドル建て取引の原油先物に割高感が出て、売られた。
最終更新:6月16日(木)5時54分
記事のみの紹介としておきます。
暗黒の稲妻