高血圧・心臓病は高齢で難聴になりやすい
読売新聞 6月13日(月)7時47分配信


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読売新聞
 65歳以上の高齢者で聴力に障害がある人は、全国で1500万人に上るとの推計を、国立長寿医療研究センターがまとめた。

 15日から都内で開かれる日本老年医学会で発表する。

 同センターは、愛知県内の40~80歳代の男女1171人を対象に、聴力を測定した。25デシベル以下の音声が聴こえない難聴者の割合は、50歳代で6%、60歳代で21%、70歳代で53%と、加齢に伴って急増。80歳代では79%に達した。総務省の人口統計をもとに全国の数を推計すると、65歳以上で計1500万人となった。

 1997~2000年の調査で耳の既往症がなく、聴力に障害のなかった465人の追跡調査も行った。10年経過して60歳代の3人に1人が難聴を発症する一方、70歳代でも4割が聴覚に異常がないままで、個人差が大きいことがわかった。高血圧や脳梗塞、心臓病の既往症があると難聴を発症する危険性が高かった。

最終更新:6月13日(月)9時0分

統計としては判るんだけど何故愛知県?

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