「LED」ニッチ市場で生き残れ、知恵絞る中小製造業/神奈川
カナロコ 6月12日(日)22時45分配信


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京成電子が横浜市瀬谷区に設置した商店街のLED街路灯
 発光ダイオード(LED)照明器具を手掛ける中小製造業が大手との差別化に知恵を絞っている。電力使用制限令に対応するため工場やオフィスではLED照明への切り替えが進むが、市販品は価格下落が著しく、体力に勝る大手企業が有利になる。目を付けたのはニッチ市場での生き残りだ。

 京成電子(横浜市戸塚区)は自動車部品などに使うLED照明が主力。「量産、市販品を手掛けたら大手には勝てない」(浦賀一郎専務)ため、特殊用途での販売に力を入れる。

 5月に受注したのは、同市瀬谷区にある商店街の街路灯。工事を含め30セット以上を設置した。消防車などの特殊車両向けも売り込んでいる。LEDの熱を逃がすための器具設計、省エネにつながる使い方など、ノウハウを生かした提案営業に奔走している。

 LED事業に参入した15年ほど前は、営業しても興味本位でしか話を聞いてもらえなかった。それが節電意識の高まりで「食い付きが違ってきた。どこの会社も身を乗り出して聞いてくれる」。今後の販路拡大に期待を寄せる。

 白熱電球などに比べ消費電力が大幅に抑えられるとされるLED照明は、東芝やパナソニックなど大手に加え台湾勢なども参入。市販品は価格競争が激化している。6月に家電量販店ノジマが発売したプライベートブランド(PB)の電球は千円を切る。

 価格競争とは一線を画した戦略は中小に共通する。専業メーカー相光技研(相模原市中央区)はあえて市販品は扱わず、業務用だけに特化している。

 売りは品質保証期間の長さ。大手の無料修理期間は1~2年が一般的だが、5年に設定した。LED素子などの重要部品には信頼性が高い純国産品だけを使っており、「売りっぱなしではなく購入後の安心感」でアピールしている。

最終更新:6月12日(日)22時45分

この夏は電力不足が懸念されており節電が呼びかけられている。
各社色々様々な節電商品が出始めているが、最近、特に多いのはLED照明。
最初は暗かったりと今ひとつだけど改良されて一般にも広まりつつある。
これからこの手の商品は跳ぶように売れるんだろうね。

暗黒の稲妻