古川さんISS到着、5カ月半滞在へ 宇宙で「感謝忘れず仕事」
産経新聞 6月11日(土)7時55分配信


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国際宇宙ステーションへ移り会見する古川聡さん(下段右)ら。NASAテレビの映像は東京都港区のプラネタリウムでも紹介された=10日(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)
 【ロシア宇宙庁飛行管制センター(モスクワ郊外)=佐藤貴生】日本人宇宙飛行士、古川聡さん(47)らが搭乗したロシアのソユーズ宇宙船はモスクワ時間の10日午前1時18分(日本時間同6時18分)、地上から約400キロ上空にある国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功した。約3時間後、古川さんはISSに移動し約5カ月半に及ぶ長期滞在が幕を開けた。

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 ソユーズは8日午前にカザフスタン・バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、地球周回軌道に乗った。9日夜からISSへの接近を開始し、「軌道モジュール」と呼ばれる先端部がISSに接続、ドッキングを完了した。

 10日午前4時34分(日本時間同9時34分)、古川さんは出入り口のハッチを開けてISSに入室。医師から転身して12年、長年の夢をついにかなえた。

 青い宇宙服に身を包み、満面に笑みをたたえて中継画面に現れた古川さんは、「みなさんのおかげで国際宇宙ステーションに着きました」と、喜びを伝えた。

 「滞在を楽しんで」「夢がかなってよかったね」。家族や宇宙航空研究開発機構(JAXA)の白木邦明理事らが管制センターから声をかけると、古川さんは「充実した仕事ができそうで楽しみです。感謝の気持ちを忘れず仕事をしたい」と抱負を語った。医師出身ならではの視点を生かした医学実験など、数多くの任務が待っている。

 予定より数分早くドッキングが完了した瞬間、ロシア側関係者やクルーの家族ら100人以上が訪れた管制センター内に大きな拍手が起きた。昨年6月まで約5カ月半、ISSに滞在した野口聡一さんも、古川さんの家族に祝福の言葉をかけて握手を交わした。ロシア宇宙庁のポポフキン長官は会見で「作業は順調に行われた。方向性にややずれがあったが、調整できた」と話した。白木理事は「ロシアの技術のすばらしさを感じた。日本を代表しての活躍を期待している」と古川さんにエールを送った。

最終更新:6月12日(日)10時7分

5ヵ月半という長期に渡る滞在お疲れ様です。
色々と大変かもしれませんがお仕事頑張ってください。

暗黒の稲妻