近海クロマグロ、日本海で豊漁=鳥取・境港産中心に安値―築地市場
時事通信 6月11日(土)5時25分配信
夏に最盛期を迎える近海のクロマグロ漁が、今年は早くも活発化している。6月に入ってから日本海で豊漁が続いて卸値は値下がり。鮮度抜群の高級マグロがお手頃価格で店頭にお目見えしている。
毎年、マグロは5月半ばすぎから巻き網や定置網での水揚げが徐々に増えてくる。今年はシーズン当初から新潟県の佐渡島周辺や青森県沿岸など日本海の北部で漁獲が好調に推移。水揚げ基地の鳥取県境港市の漁港では、6月上旬までの水揚げ量が約720トンで昨年のほぼ10倍と3年ぶりの豊漁に沸いている。青森県深浦町沿岸の定置網漁も、昨年を大幅に上回る漁獲が続いている。
日本海での豊漁を受け、東京・築地市場(中央区)の6月上旬のマグロ上場量は昨年に比べ4割増加。特に6日は、1日の入荷量としては過去10年間で最も多い1080匹、40トン近いマグロが卸売場に所狭しと並び、市場関係者からも驚きの声が上がった。
魚の評価は「今年の鳥取産はしっかり脂が乗って、赤身にも張りがある」(築地の仲卸業者)と上々。
同市場6月上旬の卸値は、鳥取産の1匹35キロクラスで1キロ当たり1200円前後。昨年より1割以上下がり、5月まで主力だった国内養殖マグロのほぼ半値と安い。首都圏のスーパーでは刺し身1パックが700円程度と大衆マグロ並みで提供する店もあり、旬の目玉商品としてしばらく人気を集めそうだ。
最終更新:6月11日(土)5時28分
確かにクロマグロは美味しいが、捕り過ぎると資源枯渇に繋がりかねない。
秋刀魚と同じく、休漁期間を設定して、毎年安定した漁獲高を確保した方がいいと思うが。
暗黒の稲妻
時事通信 6月11日(土)5時25分配信
夏に最盛期を迎える近海のクロマグロ漁が、今年は早くも活発化している。6月に入ってから日本海で豊漁が続いて卸値は値下がり。鮮度抜群の高級マグロがお手頃価格で店頭にお目見えしている。
毎年、マグロは5月半ばすぎから巻き網や定置網での水揚げが徐々に増えてくる。今年はシーズン当初から新潟県の佐渡島周辺や青森県沿岸など日本海の北部で漁獲が好調に推移。水揚げ基地の鳥取県境港市の漁港では、6月上旬までの水揚げ量が約720トンで昨年のほぼ10倍と3年ぶりの豊漁に沸いている。青森県深浦町沿岸の定置網漁も、昨年を大幅に上回る漁獲が続いている。
日本海での豊漁を受け、東京・築地市場(中央区)の6月上旬のマグロ上場量は昨年に比べ4割増加。特に6日は、1日の入荷量としては過去10年間で最も多い1080匹、40トン近いマグロが卸売場に所狭しと並び、市場関係者からも驚きの声が上がった。
魚の評価は「今年の鳥取産はしっかり脂が乗って、赤身にも張りがある」(築地の仲卸業者)と上々。
同市場6月上旬の卸値は、鳥取産の1匹35キロクラスで1キロ当たり1200円前後。昨年より1割以上下がり、5月まで主力だった国内養殖マグロのほぼ半値と安い。首都圏のスーパーでは刺し身1パックが700円程度と大衆マグロ並みで提供する店もあり、旬の目玉商品としてしばらく人気を集めそうだ。
最終更新:6月11日(土)5時28分
確かにクロマグロは美味しいが、捕り過ぎると資源枯渇に繋がりかねない。
秋刀魚と同じく、休漁期間を設定して、毎年安定した漁獲高を確保した方がいいと思うが。
暗黒の稲妻