NYダウ反落、約3か月ぶり1万2千ドル割れ
読売新聞 6月11日(土)5時57分配信

 【ニューヨーク=小谷野太郎】10日のニューヨーク株式市場は、世界的な景気の減速懸念から売られ、大幅反落した。

 ダウ平均株価(30種)は前日比172・45ドル安の1万1951・91ドルと3月18日以来、約3か月ぶりに1万2000ドルを割り込んで取引を終えた。ナスダック店頭市場の総合指数は同41・14ポイント安の2643・73だった。

 5月の米輸入物価指数が市場予想に反して上昇し、インフレによる物価の上昇で、米個人消費が低迷するとの見方が広がった。欧州ではギリシャの債務問題の先行き不透明感もあり、投資家心理が冷え込んだ。ダウの下げ幅は一時、186ドルを超えた。

 市場では、「ガソリン価格が下がったり、米雇用情勢が大幅に改善したりしない限り、積極的に株を買いにくい」(アナリスト)と、株価の下落基調がしばらく続くとの見方が多い。

最終更新:6月11日(土)5時57分

ダウ平均株価は前日比172・45ドル安の1万1951・91ドルと3月18日以来、約3か月ぶりに1万2000ドルを割り込んで取引を終えたという記事。
さてさてどうなるのやら。

暗黒の稲妻