台風2号、農水産被害69億円 過去最悪
琉球新報 6月9日(木)9時45分配信

 過去2番目の被害額が報告されていた台風2号による県内の農林水産業への被害で施設損壊などが新たに判明し、2003年の台風14号による65億9800万円を超え、過去最悪の被害額になることが8日までに分かった。関係者によると、69億円に達する見込み。県農林水産部が最終的な取りまとめを進めている。
 同部は3日の速報第2報で被害総額は約64億8300万円と発表。その後の調査で、渡名喜村の漁港入り口にある沖防波堤に大きな損壊箇所を発見、被害額がさらに約4億円膨らむことが分かった。
 その他に畜産業の施設損壊で約3千万円、畳表などの原料になるビーグ(イグサ)の立ち枯れで約4千万円の被害を確認。県い草生産販売振興会の照屋守謹会長によると、ビーグは約9割が被害を受けた。照屋会長は「収穫前だったため被害が広がった。さらに増えると思う」と落胆した。

最終更新:6月9日(木)9時45分

幾ら自然の事とはいえ余りにも惨いなぁ・・。

暗黒の稲妻