<ほっとするニュース>300年前のスイートピーの原種、開花 富山県中央植物園
毎日新聞 6月8日(水)14時16分配信

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甘い香りを放つスイートピー「クパニ・オリジナル」=富山市の県中央植物園で、青山郁子撮影
約300年前から栽培されているスイートピーの原種の一つ「クパニ・オリジナル」が県中央植物園(富山市婦中町上轡田)で今年初めて開花した。今月末まで可愛い花が楽しめるという。
【かなり昔】土星:衛星「タイタン」…40億年前、隕石衝突で大気
スイートピーは1699年、イタリア・シチリア島でクパニ神父が発見。イギリスに送られ栽培が始まり、その後品種改良が進んだ。「クパニ・オリジナル」は、クパニ神父が送ったそのものの品種で、代々イギリスで栽培されてきた文化遺産的な花。同園の職員が種を入手して昨秋から栽培していた。
スイートピーとはもともと「甘い香りの豆」という意味だが、品種改良が進むうちにそのにおいが薄れた。しかし、クパニ・オリジナルは甘く強い香り楽しめる。小ぶりで可愛らしい花は青系と赤系の紫の2種類ある。
同園の神戸敏成・主任研究員は「種を採取して来年はもっと増やしたい。300年の時を超えて咲くかれんな花を楽しんでください」と話している。入園料は大人600円、高校生以下無料。【青山郁子】
最終更新:6月8日(水)14時16分
このスイートピーは元々地中海沿岸原産で、日本では主に観賞用らしい。
ちなみに花言葉は「門出・思い出・別離」と言われているらしい。
暗黒の稲妻
毎日新聞 6月8日(水)14時16分配信

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甘い香りを放つスイートピー「クパニ・オリジナル」=富山市の県中央植物園で、青山郁子撮影
約300年前から栽培されているスイートピーの原種の一つ「クパニ・オリジナル」が県中央植物園(富山市婦中町上轡田)で今年初めて開花した。今月末まで可愛い花が楽しめるという。
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スイートピーは1699年、イタリア・シチリア島でクパニ神父が発見。イギリスに送られ栽培が始まり、その後品種改良が進んだ。「クパニ・オリジナル」は、クパニ神父が送ったそのものの品種で、代々イギリスで栽培されてきた文化遺産的な花。同園の職員が種を入手して昨秋から栽培していた。
スイートピーとはもともと「甘い香りの豆」という意味だが、品種改良が進むうちにそのにおいが薄れた。しかし、クパニ・オリジナルは甘く強い香り楽しめる。小ぶりで可愛らしい花は青系と赤系の紫の2種類ある。
同園の神戸敏成・主任研究員は「種を採取して来年はもっと増やしたい。300年の時を超えて咲くかれんな花を楽しんでください」と話している。入園料は大人600円、高校生以下無料。【青山郁子】
最終更新:6月8日(水)14時16分
このスイートピーは元々地中海沿岸原産で、日本では主に観賞用らしい。
ちなみに花言葉は「門出・思い出・別離」と言われているらしい。
暗黒の稲妻