5月末の外貨準備は過去最高を更新、金利低下などで=財務省
ロイター 6月7日(火)10時16分配信

 [東京 7日 ロイター] 財務省が7日に発表した5月末の外貨準備高は1兆1395億2400万ドルと、前月末から39億7500万ドル増え、2カ月連続で過去最高を更新した。保有債券などの金利低下や運用収入などが増加要因となった。

 外貨準備が前月比で増加するのは3カ月連続。これまでの外貨準備高の最高額は、2011年4月末の1兆1355億4900万ドルだった。

 外貨準備の増加要因となったのは金利低下。米国債利回りでみると、10年債が4月末の3.290%に対して5月末は3.063%に、5年債が同1.970%に対して同1.701%に、2年債が同0.609%に対して同0.472%に軒並み水準を切り下げている。一方、ユーロ/ドルは、ニューヨーク終値が4月末の1.4806ドルから5月末に1.4397ドルに下落しており、こちらは外貨準備の減少要因に寄与。全体の増加額は小幅にとどまった。

 (ロイターニュース 伊藤純夫)

最終更新:6月7日(火)14時15分

円高防止の為替操作の一環だから、これが増えるのはしょうがないのだろうか・・。

暗黒の稲妻