由規vs中田、同級生対決は中田に軍配 日本ハム5連勝!
サンケイスポーツ 6月3日(金)21時8分配信


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3回、中安打を放つ日本ハム・中田=神宮球場(撮影・川口良介)(写真:サンケイスポーツ)
 (交流戦、ヤクルト0-9日本ハム、3回戦、日本ハム2勝1敗、3日、神宮)日本ハムはヤクルト先発の由規に対して三回に集中打を浴びせ先制、9-0でヤクルトを下し連勝を5に伸ばした。

【写真で見る】7回、由規から死球を受ける日本ハム・中田

 マウンド上で、何度も唇をかんだ。先発の由規が三回につかまってしまった。先頭の田中に右越えソロを浴びると、一死からは糸井にバックスクリーン直撃のソロ。さらに中田の中前打などで二死満塁とすると、鶴岡に左前に2点適時打され、4点を献上した。

 いずれも甘く入ったボールを痛打された。荒木チーフ兼投手コーチは「何か元気がない。こういう状態のときに単調に行ったら打たれる。少し工夫をしないと」と険しい表情だ。

 同学年の中田とは、この日が公式戦初対決だった。由規vs中田はこれまで、オープン戦4試合で6打数1安打5三振。試合前には「どんな形でも良いので抑えたい。状況にもよるけど、三振を奪いたい」と意気込んでいたが、一回は四球、三回は中前打、四回は死球…。気持ちが空回りし、本来の投球をできなかった。

 21歳右腕を援護したい打線だったが、序盤は沈黙した。二回二死二、三塁の好機も青木が遊ゴロ。日本ハムの先発・ケッペルのシュートに手を焼き、決定打を生み出せなかった。

 試合は日本ハムが三回に田中、糸井の本塁打などで4点を先制、七回にも糸井のこの日2本目となる本塁打や今浪の適時打で追加点をあげると、投げては先発のケッペルが7回4安打無失点と好投、谷元、石井との完封リレーで5連勝を飾った。日本ハムはこれで、昨年7月に中日が記録した5試合連続無失点勝利のプロ野球記録に並んだ。

最終更新:6月3日(金)23時0分

同級生対決、軍配は中田選手に軍配があった様だ。

暗黒の稲妻