鋼材・鉄鋼各社「休みなくなる」 自動車休日変更で対応に苦慮
フジサンケイ ビジネスアイ 6月4日(土)8時15分配信
自動車メーカーが木、金曜日の一斉休業を決定したことで、鋼材メーカーや鉄鋼流通業者など取引先が休日設定に苦慮するケースが相次いでいる。自動車以外にも取引がある企業は「休日がなくなる」との悲鳴が上がる。休日を合わせる企業もある一方、調整が難しい企業も多く、生産、流通現場の混乱につながる恐れも指摘されている。
「自動車業界にあわせて休業したいのが本音。だが他の業界のお客さまもおり、実際に休みは取れないのではないか」。都内の鋼材流通加工業者はこう指摘する。
自動車メーカーによる木、金の休日シフトが始まる7月以降は、業界や企業によって休業日がバラバラになりそうだ。受発注作業が煩雑になり、納期遅れにつながる可能性もある。取引先各社は在庫を増やすなどの対応を検討するが、需要動向を見極めきれず「在庫がかさむと、コストを圧迫しかねない」との懸念が先立っている。
一方、エンジン部品向け特殊鋼などを生産する愛知製鋼は7~9月、自動車業界に合わせ、木金に一部稼働を停止する。
自動車業界とは別の日に稼働率を落とす特殊鋼メーカーもある。中部電力の節電要請を受け、電力消費の分散化を図るためだ。大同特殊鋼は主力の知多工場(愛知県東海市)で火水曜日の稼働を抑制。鋼管生産を手がけるJFEスチール知多製造所(同半田市)でも7~8月にかけ、火水の休業を検討する。ただ、営業部門では「取引先に応じて個別対応する」(大同特殊鋼)という。
ただ、自動車メーカーと休日が異なると、人員割り振りなど「事務コストも上がる」(流通加工業者)ケースも増えそうで、取引先の多くは頭を痛めている。
最終更新:6月4日(土)9時41分
今回至る所に影響を与えているがそれは鉄鋼関係も例外ではなさそうだ。
これで更に納期が遅れたりするとそれこそ信用に繋がり兼ねないから大変だろうね。
それと在庫が嵩めばそれだけコストは圧迫されるだろうし。
暗黒の稲妻
フジサンケイ ビジネスアイ 6月4日(土)8時15分配信
自動車メーカーが木、金曜日の一斉休業を決定したことで、鋼材メーカーや鉄鋼流通業者など取引先が休日設定に苦慮するケースが相次いでいる。自動車以外にも取引がある企業は「休日がなくなる」との悲鳴が上がる。休日を合わせる企業もある一方、調整が難しい企業も多く、生産、流通現場の混乱につながる恐れも指摘されている。
「自動車業界にあわせて休業したいのが本音。だが他の業界のお客さまもおり、実際に休みは取れないのではないか」。都内の鋼材流通加工業者はこう指摘する。
自動車メーカーによる木、金の休日シフトが始まる7月以降は、業界や企業によって休業日がバラバラになりそうだ。受発注作業が煩雑になり、納期遅れにつながる可能性もある。取引先各社は在庫を増やすなどの対応を検討するが、需要動向を見極めきれず「在庫がかさむと、コストを圧迫しかねない」との懸念が先立っている。
一方、エンジン部品向け特殊鋼などを生産する愛知製鋼は7~9月、自動車業界に合わせ、木金に一部稼働を停止する。
自動車業界とは別の日に稼働率を落とす特殊鋼メーカーもある。中部電力の節電要請を受け、電力消費の分散化を図るためだ。大同特殊鋼は主力の知多工場(愛知県東海市)で火水曜日の稼働を抑制。鋼管生産を手がけるJFEスチール知多製造所(同半田市)でも7~8月にかけ、火水の休業を検討する。ただ、営業部門では「取引先に応じて個別対応する」(大同特殊鋼)という。
ただ、自動車メーカーと休日が異なると、人員割り振りなど「事務コストも上がる」(流通加工業者)ケースも増えそうで、取引先の多くは頭を痛めている。
最終更新:6月4日(土)9時41分
今回至る所に影響を与えているがそれは鉄鋼関係も例外ではなさそうだ。
これで更に納期が遅れたりするとそれこそ信用に繋がり兼ねないから大変だろうね。
それと在庫が嵩めばそれだけコストは圧迫されるだろうし。
暗黒の稲妻