共和党最有力のロムニー氏が出馬表明「雇用創出に全力」 米大統領選
産経新聞 6月3日(金)9時40分配信

 【ワシントン=佐々木類】2012年の米大統領選で動向が注目されていた共和党のミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事(64)が2日、東部のニューハンプシャー州で立候補を正式に表明した。

 ロムニー氏は立候補表明で、「雇用創出に全力を挙げる」と述べるとともに、オバマ大統領が進めた医療保険改革を撤廃する考えを示した。

 ロムニー氏は08年の大統領選にも出馬し、知名度や資金力があるほか、各種世論調査で共和党内でトップクラスの人気がある。末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)の信者としても知られる。再選を目指すオバマ大統領にとり強力なライバルとなりそうだ。

 オバマ政権の経済政策を批判しているが、オバマ氏が参考にしたとされる知事時代の医療保険改革が不評で、共和党内の批判をどうかわすかが焦点だ。

 共和党では、ギングリッチ元下院議長、ティム・ポーレンティー前ミネソタ州知事がすでに出馬表明しているほか、ハンツマン前駐中国大使らが意欲を示している。

最終更新:6月3日(金)15時28分

さてどうなるんだろうかね、来年のアメリカ大統領選挙。

暗黒の稲妻