「対応不十分」社長認める=報酬減額「会社風土に問題」―特急脱線火災・JR北海道
時事通信 6月1日(水)15時17分配信

 北海道占冠村のJR石勝線で起きた特急列車の脱線火災事故で、JR北海道の中島尚俊社長は1日、札幌市の本社で事故後初めて記者会見し、「対応が不十分だった。乗客が自主的に避難したことに感謝したい」と述べた。
 中島社長は「大変な恐怖と重大な事故を起こし、心からおわび申し上げる」と謝罪。緊急時のマニュアルを月内に見直すほか、「会社の風土に問題があった」として全役員の報酬減額3カ月を発表した。社長と会長、副社長は30%カットする。
 中島社長は、事故当時の対応について「ぎりぎりのタイミングで避難が終わり、不十分だった」と認めた。ただ、運転士が乗客の避難より先に降車して、トンネルから車両を動かそうとしたことなど、当時の行動はマニュアル通りで「責めることは難しい」と釈明した。 

最終更新:6月1日(水)18時47分

事の迅速さは認めるがその程度の詫びで許されるのか疑問が残るのだが。

暗黒の稲妻