古墳期初頭の調べ 栗東・下鈎遺跡から巨大琴
京都新聞 6月1日(水)9時39分配信

下鈎遺跡から出土した古墳時代初頭の琴の上板
栗東市教委は31日、弥生時代を中心とする複合遺跡である同市苅原の下鈎(しもまがり)遺跡から、長さ158センチ、幅24センチと大型の木製の琴が見つかった、と発表した。古墳時代初頭(3世紀)の製作とみられ、大きさでは国内で5番目、近畿では野洲市の市三宅東遺跡出土に続いて2番目となる。同市教委は「保存状態がよく、当時の琴の全体像がよく分かる」としている。
見つかったのは琴の上板で厚さ1・8センチ。全長は完全に残っているが、一部は欠損し、幅はさらに広かったとみられる。弦を張った突起が5個確認できたが、弦を集める集弦孔の位置などから、突起は8個あったと推測される。出土した琴は6突起が多い中、8突起なら全国で2例目になるという。
上板は、表面からくさび、横から木くぎを打ち込んで共鳴槽に固定した跡があり、近江に特徴的な方法という。桜の樹皮で補修した跡もある。
発見されたのは地下1・5メートルの河川跡の下層。粘土層であったため傷みが少なく、裏面にカンナ状の道具で削った跡も確認できた。同じ層に儀式用の木製の剣があったことから、琴も祭事に用いたとみられる。
弥生時代から平安時代の琴に詳しい静岡県埋蔵文化財センターの中川律子主査(音楽考古学)は「巨大な琴を作れるほど、有力な豪族がこの地域に存在したのではないか」としている。
出土した琴は、6月4日に栗東西図書館で、5日から19日まで栗東歴史民俗博物館で展示する。
最終更新:6月1日(水)9時49分
へぇこれまた珍しいというか・・一部でも残っていたのは凄いけどな。
暗黒の稲妻
京都新聞 6月1日(水)9時39分配信
下鈎遺跡から出土した古墳時代初頭の琴の上板
栗東市教委は31日、弥生時代を中心とする複合遺跡である同市苅原の下鈎(しもまがり)遺跡から、長さ158センチ、幅24センチと大型の木製の琴が見つかった、と発表した。古墳時代初頭(3世紀)の製作とみられ、大きさでは国内で5番目、近畿では野洲市の市三宅東遺跡出土に続いて2番目となる。同市教委は「保存状態がよく、当時の琴の全体像がよく分かる」としている。
見つかったのは琴の上板で厚さ1・8センチ。全長は完全に残っているが、一部は欠損し、幅はさらに広かったとみられる。弦を張った突起が5個確認できたが、弦を集める集弦孔の位置などから、突起は8個あったと推測される。出土した琴は6突起が多い中、8突起なら全国で2例目になるという。
上板は、表面からくさび、横から木くぎを打ち込んで共鳴槽に固定した跡があり、近江に特徴的な方法という。桜の樹皮で補修した跡もある。
発見されたのは地下1・5メートルの河川跡の下層。粘土層であったため傷みが少なく、裏面にカンナ状の道具で削った跡も確認できた。同じ層に儀式用の木製の剣があったことから、琴も祭事に用いたとみられる。
弥生時代から平安時代の琴に詳しい静岡県埋蔵文化財センターの中川律子主査(音楽考古学)は「巨大な琴を作れるほど、有力な豪族がこの地域に存在したのではないか」としている。
出土した琴は、6月4日に栗東西図書館で、5日から19日まで栗東歴史民俗博物館で展示する。
最終更新:6月1日(水)9時49分
へぇこれまた珍しいというか・・一部でも残っていたのは凄いけどな。
暗黒の稲妻