ここまで分かった、Windows 8で追加される新機能
TechTargetジャパン 5月30日(月)19時24分配信
何カ月も前から「Windows 8」をめぐる臆測が飛び交っているが、Windows 7の場合と同様、米Microsoftは自社のフラグシップOSの次期版に搭載される機能については固く口を閉ざしている。しかし初期の情報が数週間ほど前から聞こえてくるようになった。現時点でWindows 8に関して明らかになっている情報を以下にまとめる。
●クロスプラットフォームOS
MicrosoftはWindows NTをx86システムとAlphaマシンの両方で動作するように設計し、後でItaniumにも対応させた(編注)。業界のうわさによると、マルチプラットフォーム化を目指す同社の姿勢は変化していないという。Windows 8はIntelプロセッサだけではなく、タブレット端末や小型Netbookなどの携帯端末で広く採用されているARMプロセッサにも対応する予定だ。
※参考:Microsoft、ARMのサポートとタブレット計画でiPadに対抗
→http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1102/07/news03.html
▼▲編注:正確には、Windows NT 3.1でx86、Alpha、MIPSをサポートし、NT 3.51でPowerPC版が追加されてNT 4.0に継承された。Windows 2000でAlpha、MIPS、PowerPC対応が廃止され、一方でIA-64(Itanium)版が追加された。
●ユーザーインタフェースの刷新(改善)
米AppleのMac OS Xがここ数年で高い評価を獲得したのと同様、■http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/wpkw/windows7.html□Windows 7■もコンピュータの使い勝手が改善されたとして多くのユーザーに歓迎された。Microsoftはその後、他にも興味深いユーザーインタフェース(UI)を開発した。KinectとMetro UI(Windows Phone 7用のUI)だ。これらのUIも高い評価を受けた。この2つのUIは今後さらに改良と機能強化によって成熟化が進み、Windows 8の最終ビルドにネイティブで組み込まれる見込みだ。
●Internet Explorer 10
2カ月前に「Internet Explorer(IE) 9」がリリースされたばかりだが、IEチームは既にMicrosoftのWebブラウザの次期版「IE 10」の開発に取り組んでいる。同バージョンはWindows 8の目玉機能の1つだ。IE 10ではHTML5標準のサポートが強化される他、主要なCSS(Cascading Style Sheets)やプロパティ(グラデーションや柔軟なボックス配置)との互換性が改善される見込みだ。Windows 8の新機能の多くがマルチタッチに対応することもあり、IE 10にはタッチインタフェースも搭載される予定だ。
●セキュリティの強化
Windowsはバージョンを重ねるたびに、ローカルとリモートの両方の攻撃に対する防護が強化されてきた。Windows 8もその例外ではなさそうだ。SmartScreen(IE 8/9で採用されたインテリジェント型ファイルフィルタ)がWindowsのファイルシステムに直接組み込まれ、潜在的に危険なファイルをユーザーが不用意に起動するのを防止する。
●History Vault
AppleのTime Machine機能に近いのがMicrosoftの「History Vault」機能だ。Appleが2007年に導入したTime Machineは、Mac OSが重要なデータファイルの複製を一定期間ごとに自動的に作成することで、データを容易に復元できるようにするという機能。Windows 8に搭載されるHistory Vaultでは、外付けのドライブや家庭ユーザー向けの安価なNAS(Network Attached Storage)をバックアップ先として指定できる。
●Windowsアプリストア
Microsoftは、Appleの最近のMac App Storeおよび以前から開設されているiOSのApp Storeを見習い、Windowsのユーザーインタフェースから直接ソフトウェアを購入、ダウンロードできるようにする考えだ。
●盛りだくさんの新機能
以上で紹介したWindows 8の主要な改善の他にも、エンドユーザーの関心を集めると思われる新機能が盛りだくさんだ。
・インストールの高速化
・PDFリーダーの標準搭載
・ISOファイルをファイルシステムに直接マウントする機能
・クリーンな状態に戻せる「出荷時設定復元」機能
・Microsoft Kinectを(Xboxだけでなく)Windowsにも直接連係
・Windows Live IDサービスとの連係
Windows 8は現時点でまだ開発中だが、2012年中にリリースされるとうわさされている。
※参考:Dellの製品ロードマップに現れたWindows 8搭載タブレット
→http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1104/01/news06.html
最終更新:5月30日(月)19時24分
未だにXPだけど、もしも8を導入となるとアップグレードは出来ず、マシンスペック的にも
どうやっても買い替えが濃厚だな(滝汗。
となるとリリース直後の安定しないOSを使うのはどうかと話が出て来る。
Windowsの場合兎に角出てから暫くは様子見した方が良さそうだし。
そうやって暫く様子見している間に8の後継OSの話題が出きた。
とりあえずは次期OSリリース直前の現行OSにするのが利口なのかなぁ、思う今日この頃(但しVistaは除く(ワラ)
暗黒の稲妻
TechTargetジャパン 5月30日(月)19時24分配信
何カ月も前から「Windows 8」をめぐる臆測が飛び交っているが、Windows 7の場合と同様、米Microsoftは自社のフラグシップOSの次期版に搭載される機能については固く口を閉ざしている。しかし初期の情報が数週間ほど前から聞こえてくるようになった。現時点でWindows 8に関して明らかになっている情報を以下にまとめる。
●クロスプラットフォームOS
MicrosoftはWindows NTをx86システムとAlphaマシンの両方で動作するように設計し、後でItaniumにも対応させた(編注)。業界のうわさによると、マルチプラットフォーム化を目指す同社の姿勢は変化していないという。Windows 8はIntelプロセッサだけではなく、タブレット端末や小型Netbookなどの携帯端末で広く採用されているARMプロセッサにも対応する予定だ。
※参考:Microsoft、ARMのサポートとタブレット計画でiPadに対抗
→http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1102/07/news03.html
▼▲編注:正確には、Windows NT 3.1でx86、Alpha、MIPSをサポートし、NT 3.51でPowerPC版が追加されてNT 4.0に継承された。Windows 2000でAlpha、MIPS、PowerPC対応が廃止され、一方でIA-64(Itanium)版が追加された。
●ユーザーインタフェースの刷新(改善)
米AppleのMac OS Xがここ数年で高い評価を獲得したのと同様、■http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/wpkw/windows7.html□Windows 7■もコンピュータの使い勝手が改善されたとして多くのユーザーに歓迎された。Microsoftはその後、他にも興味深いユーザーインタフェース(UI)を開発した。KinectとMetro UI(Windows Phone 7用のUI)だ。これらのUIも高い評価を受けた。この2つのUIは今後さらに改良と機能強化によって成熟化が進み、Windows 8の最終ビルドにネイティブで組み込まれる見込みだ。
●Internet Explorer 10
2カ月前に「Internet Explorer(IE) 9」がリリースされたばかりだが、IEチームは既にMicrosoftのWebブラウザの次期版「IE 10」の開発に取り組んでいる。同バージョンはWindows 8の目玉機能の1つだ。IE 10ではHTML5標準のサポートが強化される他、主要なCSS(Cascading Style Sheets)やプロパティ(グラデーションや柔軟なボックス配置)との互換性が改善される見込みだ。Windows 8の新機能の多くがマルチタッチに対応することもあり、IE 10にはタッチインタフェースも搭載される予定だ。
●セキュリティの強化
Windowsはバージョンを重ねるたびに、ローカルとリモートの両方の攻撃に対する防護が強化されてきた。Windows 8もその例外ではなさそうだ。SmartScreen(IE 8/9で採用されたインテリジェント型ファイルフィルタ)がWindowsのファイルシステムに直接組み込まれ、潜在的に危険なファイルをユーザーが不用意に起動するのを防止する。
●History Vault
AppleのTime Machine機能に近いのがMicrosoftの「History Vault」機能だ。Appleが2007年に導入したTime Machineは、Mac OSが重要なデータファイルの複製を一定期間ごとに自動的に作成することで、データを容易に復元できるようにするという機能。Windows 8に搭載されるHistory Vaultでは、外付けのドライブや家庭ユーザー向けの安価なNAS(Network Attached Storage)をバックアップ先として指定できる。
●Windowsアプリストア
Microsoftは、Appleの最近のMac App Storeおよび以前から開設されているiOSのApp Storeを見習い、Windowsのユーザーインタフェースから直接ソフトウェアを購入、ダウンロードできるようにする考えだ。
●盛りだくさんの新機能
以上で紹介したWindows 8の主要な改善の他にも、エンドユーザーの関心を集めると思われる新機能が盛りだくさんだ。
・インストールの高速化
・PDFリーダーの標準搭載
・ISOファイルをファイルシステムに直接マウントする機能
・クリーンな状態に戻せる「出荷時設定復元」機能
・Microsoft Kinectを(Xboxだけでなく)Windowsにも直接連係
・Windows Live IDサービスとの連係
Windows 8は現時点でまだ開発中だが、2012年中にリリースされるとうわさされている。
※参考:Dellの製品ロードマップに現れたWindows 8搭載タブレット
→http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1104/01/news06.html
最終更新:5月30日(月)19時24分
未だにXPだけど、もしも8を導入となるとアップグレードは出来ず、マシンスペック的にも
どうやっても買い替えが濃厚だな(滝汗。
となるとリリース直後の安定しないOSを使うのはどうかと話が出て来る。
Windowsの場合兎に角出てから暫くは様子見した方が良さそうだし。
そうやって暫く様子見している間に8の後継OSの話題が出きた。
とりあえずは次期OSリリース直前の現行OSにするのが利口なのかなぁ、思う今日この頃(但しVistaは除く(ワラ)
暗黒の稲妻