通常炉水の1万倍濃度=1号機地下のたまり水―2号機プール冷却開始へ・福島原発
時事通信 5月30日(月)20時22分配信

 福島第1原発事故で、東京電力は30日、1号機原子炉建屋地下で見つかったたまり水の分析結果をまとめ、放射能濃度が通常の原子炉水の約1万倍に達すると発表した。東電は原子炉圧力容器に注入した水が、圧力容器、格納容器から漏れて建屋地下にたまったとみている。
 東電によると、1号機地下のたまり水の放射能濃度はヨウ素131が1立方センチ当たり3万ベクレル、セシウム134が同250万ベクレル、セシウム137が同290万ベクレルで、セシウムは通常運転時の原子炉の冷却水に含まれる放射能濃度の約1万倍だった。
 1号機建屋地下では今月13日、東電社員が建屋内に入り、床から約4.2メートルの高さまで水がたまっているのを発見。雨やその後の注水の影響で水位が上昇しており、30日午後5時現在、約4.6メートルに達している。水量は約2700トンとみられる。
 一方、東電は30日、2号機使用済み燃料プールの代替冷却装置の一部の試運転を開始。順調にいけば、31日にもプールの水を冷却しながら循環させる代替冷却が稼働する。 

最終更新:5月30日(月)23時50分

危険な状況の中頑張っている作業員の人達には本当に頭が下がる思いだが、また後になって「数値が違いました」とか「公表されていないデータがありました」なんて言うのは辞めて欲しいがね。
もう一つ、雨に溶け込んでどんどん海に流してるだろうね。
そして地下にもしみ込んで地下水も汚染。
福島の死の大地、死の海。
放射能が漏れれば当然こうなる事が判っていたはずなんだが、それに対して誰が責任取った奴いるのかという事だ。
推進した政府も同罪だし、一体どうケジメつけるつもりなんだろうかね。

暗黒の稲妻