円2週間ぶり高値、80円台後半〔NY外為〕(27日)
時事通信 5月28日(土)7時0分配信

 【ニューヨーク時事】週末27日のニューヨーク外国為替市場では、低調な米住宅関連指標を受けて円買い・ドル売りが進み、円相場は一時約2週間ぶりの高値となる1ドル=80円70銭まで上伸した。午後5時現在は80円71~81銭と、前日同時刻(81円23~33銭)比52銭の円高・ドル安。
 米不動産業者協会(NAR)が発表した2011年4月の中古住宅販売仮契約指数が前月比11.6%減と、市場予想の1.0%減(ロイター調べ)を大きく下回った。これを受けて、米景気に対する悲観的な見方が広がり、ドル売りが進行した。
 米商務省が朝方発表した2011年4月の個人消費支出が前月比0.4%増と、市場予想をわずかながら下回ったことも円の支援材料となった。このほか、欧州中央銀行(ECB)メンバーがギリシャは債務処理が可能だと発言したことを受け、対ユーロでドルが売られたことも、円相場を押し上げる要因となった。
 ロイター・ミシガン大学の5月の消費者景況感指数(確報値)は上方修正されたものの、材料視する向きは少なかった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.4313~4323ドル(前日午後5時は1.4140~4150ドル)、対円では同115円61~71銭(同114円93銭~115円03銭)。(了)

最終更新:5月28日(土)7時4分

別に表題にケチ付ける訳じゃないが「80円台後半」で無くて「80円後半」でいいんじゃないのかね。
こういう書き方だと80円台後半だから85円とか86円になったのかと思ってしまうよ。
しかしこの不景気で円高ってのもなぁ変な話だ。

暗黒の稲妻