楽天・マー君、好投報われず2敗目…村田の一発に沈む
サンケイスポーツ 5月26日(木)20時52分配信

拡大写真
6回、横浜・村田(左)に先制2ランを浴びる楽天・田中=横浜スタジアム(撮影・吉澤良太)(写真:サンケイスポーツ)
(交流戦、横浜2-1楽天、2回戦、横浜1勝1分、26日、横浜)楽天先発の田中は要所を締める粘りの投球をみせたが、0-0で迎えた六回裏、横浜4番の村田に先制の7号2ランを浴びて2敗目(3勝)を喫した。投球内容は7回を投げ、7安打8三振2失点。楽天打線は横浜の継投策に1点を返すのがやっとだった。
【写真で見る】村田は先制2ランを放ち、この喜びようだ
0-0で迎えた六回二死一塁。村田に真ん中に入ったスライダーを完璧に捕らえられた。バックスクリーン右横に消えた痛恨の打球を、田中はマウンドから呆然(ぼうぜん)と見つめていた。
「チームがこういう状況なので。とにかくチームに勝ちがつく投球をするだけです」
立ち上がりから飛ばした。一回、先頭・石川への初球の直球でいきなり151キロをマーク。140キロ台後半のフォークで横浜打線を封じこめる。
田中の肉体にアドレナリンが駆けめぐったのは三回だ。細山田の左前打、石川の左翼線二塁打などで一死二、三塁のピンチを背負うと、ギアを上げた。森本を139キロスライダーで見逃し三振に取ると、金城は153キロ直球で追いこみ、最後は147キロの高速フォークで空振り三振。横浜の空へ向かって咆吼した。
完投勝利を挙げた前回20日のヤクルト戦から中5日。2009年8月27日西武戦以来、プロ2度目となる中5日での登板で、これまで中6日の登板間隔を守ってきた右腕には異例のマウンドだ。エース岩隈、ラズナーが故障のために離脱。先発陣のコマ不足に陥り、星野監督は「ここまで中6日でキチッと(ローテを)回っていたからな。先発も足りないし、2回くらい中5日があるんじゃないか」と説明した。
だが、打線の援護がないまま、疲れの見えた終盤での失投。中5日の落とし穴に田中がハマってしまった。
最終更新:5月27日(金)10時3分
田中投手には踏ん張って欲しい所だが・。
暗黒の稲妻
サンケイスポーツ 5月26日(木)20時52分配信

拡大写真
6回、横浜・村田(左)に先制2ランを浴びる楽天・田中=横浜スタジアム(撮影・吉澤良太)(写真:サンケイスポーツ)
(交流戦、横浜2-1楽天、2回戦、横浜1勝1分、26日、横浜)楽天先発の田中は要所を締める粘りの投球をみせたが、0-0で迎えた六回裏、横浜4番の村田に先制の7号2ランを浴びて2敗目(3勝)を喫した。投球内容は7回を投げ、7安打8三振2失点。楽天打線は横浜の継投策に1点を返すのがやっとだった。
【写真で見る】村田は先制2ランを放ち、この喜びようだ
0-0で迎えた六回二死一塁。村田に真ん中に入ったスライダーを完璧に捕らえられた。バックスクリーン右横に消えた痛恨の打球を、田中はマウンドから呆然(ぼうぜん)と見つめていた。
「チームがこういう状況なので。とにかくチームに勝ちがつく投球をするだけです」
立ち上がりから飛ばした。一回、先頭・石川への初球の直球でいきなり151キロをマーク。140キロ台後半のフォークで横浜打線を封じこめる。
田中の肉体にアドレナリンが駆けめぐったのは三回だ。細山田の左前打、石川の左翼線二塁打などで一死二、三塁のピンチを背負うと、ギアを上げた。森本を139キロスライダーで見逃し三振に取ると、金城は153キロ直球で追いこみ、最後は147キロの高速フォークで空振り三振。横浜の空へ向かって咆吼した。
完投勝利を挙げた前回20日のヤクルト戦から中5日。2009年8月27日西武戦以来、プロ2度目となる中5日での登板で、これまで中6日の登板間隔を守ってきた右腕には異例のマウンドだ。エース岩隈、ラズナーが故障のために離脱。先発陣のコマ不足に陥り、星野監督は「ここまで中6日でキチッと(ローテを)回っていたからな。先発も足りないし、2回くらい中5日があるんじゃないか」と説明した。
だが、打線の援護がないまま、疲れの見えた終盤での失投。中5日の落とし穴に田中がハマってしまった。
最終更新:5月27日(金)10時3分
田中投手には踏ん張って欲しい所だが・。
暗黒の稲妻