被害者に成り済まし保険契約=戸籍借り、逮捕の男ら―従業員保険金殺人・警視庁
時事通信 5月21日(土)22時55分配信

 千葉県松戸市の会社員阿曽久好さん=当時(52)=を自殺に見せ掛けて殺害し、保険金約2000万円をだまし取った事件で、殺人容疑などで逮捕された元合鍵製作会社経営西村豊容疑者(56)が阿曽さんに成り済まして生命保険を契約していたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。
 警視庁捜査1課は同容疑者らが保険金目的で殺害を計画したとみて詳しい動機を調べている。
 捜査関係者によると、阿曽さんは2006年1月から西村容疑者の会社に勤務。元は「小島」姓だったが、偽装とみられる結婚と離婚を繰り返し、名字が「高橋」に変わり、08年12月に「阿曽」に変わった。
 西村容疑者は阿曽さんが高橋姓だった07年11月、会社を受取人とする生命保険を無断で契約。戸籍謄本を借りて「高橋久好」を名乗り、自分の顔写真付きの証明書などを提出した。
 阿曽さんは09年4月20日、会社が借り上げたアパートで首をつった状態で死亡しているのが見つかった。
 近所に住む女性によると、阿曽さんは死亡の前日、アパートから荷物を出して転居する準備をしており、「埼玉に引っ越す」と言っていたという。 

最終更新:5月22日(日)10時4分

金の為なら人を殺す事を何とも思ってない卑劣極まりない。
保険も見直すところが有るのではと思うが。
こういう輩は塀の外に出しては行けない。

暗黒の稲妻