スルガ社元役員を強制捜査へ=損失回避でインサイダー容疑―横浜地検
時事通信 5月21日(土)23時14分配信

 東証2部上場だった建設会社「スルガコーポレーション」(横浜市神奈川区)の元役員が、損失回避目的で同社株をインサイダー取引した疑いが強まったとして、横浜地検は21日までに、近く金融商品取引法違反容疑で元役員を強制捜査する方針を固めた。捜査関係者によると、インサイダー取引による損失回避額は約1000万円に上るとされる。
 証券取引等監視委員会が昨年8月にスルガ社などを捜索し、同社関係者から聴取するなど調査を進めていた。
 スルガ社は2003年ごろ、東京都内に所有するビルについて、大阪市の元不動産会社社長らに立ち退き交渉を依頼。元社長らは弁護士資格がないのに交渉したとして08年3月、弁護士法違反(非弁行為)容疑で警視庁に逮捕された。
 捜査関係者によると、逮捕された元社長らは暴力団との関係が指摘されていた。元役員は元社長らの逮捕前、事件になればスルガ社の名前が報道されて株価が下落すると判断し、関係会社が保有していたスルガ社株を売却するよう指示した疑いが持たれている。 

最終更新:5月22日(日)9時26分

マネーゲームの果ての忘れ去られてた事件か。
ユッケも報道が少なくなっているが後一ヶ月もすれば人々の記憶から消えるのだろうか。
現代社会の時間は十年前に比べると倍以上の感覚に思えてしまう。

暗黒の稲妻