浜岡原発 静岡19市町で一斉津波避難訓練 住民も初参加
毎日新聞 5月21日(土)11時37分配信


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津波を想定した避難訓練で、集合場所で参加者の避難状況を確認する担当者=静岡県御前崎市で2011年5月21日午前10時45分、津村豊和撮影
 東海地震の震源域にある静岡県の19市町が21日午前、一斉津波避難訓練を行った。政府の要請で全面運転停止となった中部電力浜岡原発のある同県御前崎市浜岡地区の住民も今回初めて参加。海抜20メートル以下の危険な施設を避難場所に指定したことに気付き、改めて別の場所に“避難”する混乱もみられた。

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 原発を囲うように海岸沿いに10~15メートルの砂丘が続く浜岡地区。県や市から「津波は砂丘を越えない」と説明されてきた周辺住民は、市内他地区を横目に津波避難をしたことがなかった。東京電力福島第1原発事故に加え政府の浜岡原発停止要請が加わり、そんな安全気分が吹き飛んだ。

 午前10時、防災無線から「地震発生」の放送が流れると、家族連れらが原発から約500メートルの防災センターへ次々と集まった。あらかじめ指示した避難場所だったが、町内会の役員は「ここは低地だから危険だ。もっと高台へ上がって」と別の避難場所を指示。高齢者らは疲れきった表情を見せながら坂道を上り、5分の目標を大幅に上回る約10~15分で高台の神社駐車場にたどり着いた。

 同市佐倉のパート従業員、塚本佐智子さん(65)は「原発があるから安全という意識があったが、もうそれは揺らいでいる。こうした訓練は必要だ」と話していた。

 一斉津波訓練は毎年実施されているが、今回は北東に約30キロ離れた焼津市で全市民14万人に参加を呼びかけるなど、県史上最大規模の18万人を見込んだ訓練となった。浜岡原発は、高さ12メートル以上の防波壁を建設するまで運転を停止している。【平林由梨】

最終更新:5月21日(土)13時4分

ふと小学生の頃の避難訓練を想い出した。
たかが訓練、されど訓練。
訓練を馬鹿にしていればいざという時に慌てふためく事にもなりかねない。
いやぁ最近そう思う。

暗黒の稲妻