4月の外国人旅行者、過去最大の62%減 原発事故の影響続く
産経新聞 5月19日(木)17時15分配信

 日本政府観光局は19日、4月に日本を訪れた外国人旅行者数(推計値)が前年同月比62.5%減の29万5800人だったと発表した。下落率は東日本大震災が発生した3月の50.3%を抜き、過去50年で最大となった。震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故で、訪日旅行のキャンセルが相次ぎ、新規予約も含め全国的に訪日旅行者が減った。

 前年割れは2カ月連続。30万人を割り込むのは、新型肺炎(SARS)が流行した2003年5月以来、7年11カ月ぶり。国・地域別では、中国が49.5%減だったのをはじめ、香港が87.6%減、米国が55.4%減となるなど、軒並み激減した。

 4月に原発事故が国際評価尺度の暫定評価で最悪の「レベル7」に引き上げられたことなどから、「国外の一般消費者の恐怖心が助長された」(観光局)ことが大きかった。また旅行計画は前月に組まれることもあり、3月に震災や津波の発生の衝撃が各国に広がったことも響いたという。

 観光局では「足下では(外国人旅行者が)戻る流れはある」としているが、原発事故の不安定な状況などが続く中、依然として先行きは不透明だ。

最終更新:5月19日(木)19時53分

4月の外国人旅行者が過去最大の62%減という記事。
地震、原発の影響が可也色濃く出ている様だ。
観光は人が来なければ商売にならない訳だから、現状で考えると可也厳しい状況だろう。
しかしそうも言っていられない。
今あるこの現状をどう乗り越えるかがネックだろう。

暗黒の稲妻