3特別顧問退任へ=2度のシステム障害で引責―旧行の派閥争いに終止符・みずほFG
時事通信 5月20日(金)2時57分配信

 みずほフィナンシャルグループ(FG)の前田晃伸(66)、斎藤宏(67)、杉山清次(64)の3特別顧問が退任する方向で最終調整に入ったことが19日、分かった。旧富士、旧日本興業、旧第一勧業の母体3銀行の最高実力者が退くことで、2度のシステム障害を引き起こした旧経営陣の責任を明確化し、「旧行のバランス維持が経営課題の解決よりも優先されている」と批判されてきた派閥争いにも終止符を打つことを狙う。
 週明け23日にシステム障害の再発防止策や首脳人事、組織再編と併せて公表する。
 前田、斎藤両氏はみずほが発足した2002年に、杉山氏は04年に、それぞれ社長や頭取に就任。その後、会長を経て昨年から特別顧問となった。経営会議などには出席していないものの、グループ内での強い発言力を維持しているとされ、「経営改革を遅らせている原因」(他のメガバンク関係者)とみられてきた。
 また前田、斎藤両氏は02年のシステム障害時に、経営トップとして再発防止策に万全を尽くすことを約束したが、それを履行しなかった。必要なシステム投資が見送られた時期も3氏が経営トップの時代に重なるため、2度目の障害発生の責任があるとの声が根強かった。 

最終更新:5月20日(金)8時28分

システムを統一せずに使い続ける事の危険性を最初の失敗で学んでなかったんだろうかね。
今迄銀行の合併・吸収が、あちこちで行われてきたけどシステム統合せずに、騙し騙しやってんのは
みずほだけじゃないだろうかね。
今後同じ様な事がお粉雷という可能性は無い訳ではないだろう。

暗黒の稲妻