梅雨末期、日本海側の降水量100年で54%増
読売新聞 5月17日(火)15時43分配信


拡大写真
読売新聞
 梅雨末期の7月中・下旬の日本海側の降水量が過去100年で54%増加していることが、気象庁気象研究所の分析で明らかになった。

 梅雨前線が日本海側に長く停滞するようになったためで、地球温暖化の影響を受けている可能性もある。

 18日から東京で開かれる日本気象学会で発表する。

 同研究所の遠藤洋和研究官は、北陸から九州までの37地点で、1901~2009年の梅雨時の降水量の変化を調べた。6月上・中旬の梅雨初期の降水量は、全地域で100年で約20%減少していたが、末期には日本海側で大幅に増えていた。7月中・下旬の降水量が、1901~30年の平均値の2・5倍以上になる年が、1957年以降は8回もあった。太平洋側はあまり変化がなかった。

 温暖化が進むと太平洋高気圧がなかなか日本に近づかず、梅雨明けが遅れるという研究結果もあり、温暖化が梅雨の変化を促してきた可能性もある。

 遠藤研究官は「コンピューター実験も使いながら、梅雨の長期変化の全体像を明らかにしたい」と話している。

最終更新:5月17日(火)15時43分

日本には四季がある。
春夏秋冬それぞれその季節に至る迄の間の気候変動とまぁ考えるんだけど・・梅雨は苦手だ。
雨がジトジト降るわ、湿気が多くてうっとおしい事この上ない。
だけど梅雨がなれば夏が来た気がしない。
何か不思議だ。
そして今年も梅雨はもうそこ迄やってきているのである。

暗黒の稲妻