小笠原、左ふくらはぎ死球で登録抹消…原監督「軽症ではない」
スポーツ報知 5月14日(土)8時4分配信


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3回2死一塁、死球を受けた小笠原は、江藤コーチに担がれ退場
 ◆広島0―3巨人(13日・マツダスタジアム) 巨人の小笠原道大内野手(37)が出場選手登録を抹消されることが13日、分かった。広島戦の3回2死一塁、バリントンから左ふくらはぎに死球を受けたため。そのまま途中退場した。14日に帰京し、病院で検査を受ける予定だ。

 表情をゆがめ、小笠原が倒れた。バリントンの2球目、139キロの直球が直撃した。場内は一時騒然となった。立ち上がれず、江藤打撃コーチに背負われてベンチに下がった。「少し時間がたたないとわかりませんが、軽症でないと思います」。原監督の言葉が事態の深刻さを物語っていた。

 小笠原は交代後、アイシングなどで治療をしたが、歩くのもつらそうだった。試合終了を待たず、ホテルに引き揚げた。ジャージー姿で、松葉づえをついていた。無言でタクシーに乗り込んだ。

 右ふくらはぎの肉離れで離脱した阿部に代わり、代理キャプテンを務めてきた。2試合連続で1番打者に起用され、打撃の復調を期待されていた。うつむく顔に、無念の思いがにじんでいた。

 指揮官は「かなり強く(ボールが)当たってしまいましたから」と説明した。岡崎ヘッドコーチも「あまり、いいところに当たっていなかった」と重症になる可能性をうかがわせた。左ろっ骨骨折の高橋由、阿部に続き、また主軸打者がアクシデントに見舞われ、打順の編成も苦しくなる。

 けがに強い小笠原の故障による出場選手登録抹消は、04年5月9日のダイエー(現ソフトバンク)戦で右ろっ骨を骨折して以来。07年の巨人入団以降では初めてとなる。チームは急きょ2軍で調整中の紺田敏正外野手(30)を広島入りさせる。

最終更新:5月14日(土)8時5分

今度は小笠原選手が・・。
巨人にとっては手痛い負傷だろうね。
登録抹消とは。
折角良い兆しが出てきたのに残念だわ。
起きてしまった事は仕様がないから怪我と調子を万全の状態にして一試合でも早く戻ってきてほしいと思うが。

暗黒の稲妻