<武田薬品>スイス大手買収へ 1兆円超で最終調整
毎日新聞 5月12日(木)21時4分配信
武田薬品工業がスイスの製薬大手ナイコメッドを買収する方向で最終交渉を進めていることが12日、分かった。買収額は1兆円を超える見通し。国内製薬会社による企業買収では過去最大で、日本企業による外国企業の合併・買収(M&A)では3位に入る規模となる。武田薬品の売上高は世界の製薬メーカーで13位、ナイコメッドは28位で、今回の買収で武田薬品は世界10位前後に浮上するとみられる。
ナイコメッドは1874年の創業で、欧州はじめ世界100カ国で胃腸薬や骨粗しょう症薬などの医薬品を販売。近年はロシア、ブラジル、アジアなど新興国市場に積極参入している。10年12月期の売上高は約32億ユーロ(約3700億円)。武田薬品は米国が最大の海外市場だが、成長が期待できる新興国市場は未開拓のため、ナイコメッドの買収で販路拡大を目指す。
調査会社「レコフ」によると、1兆円を超える日本企業の外資買収は、日本たばこ産業の英ギャラハー買収(07年、2兆2530億円)、ソフトバンクによるボーダフォン日本法人の買収(06年、1兆9172億円)に次ぐ規模になる。武田薬品の11年3月期の売上高は1兆4193億円。今回は自己資金や社債発行などで資金調達する見込み。円高の進行で、買収額を抑えられることも今回の買収を後押ししたとみられる。【新宮達】
最終更新:5月12日(木)22時21分
しかし1兆円を超える金額でって大企業ともなると違うんだね。
正直凄いわ。
暗黒の稲妻
毎日新聞 5月12日(木)21時4分配信
武田薬品工業がスイスの製薬大手ナイコメッドを買収する方向で最終交渉を進めていることが12日、分かった。買収額は1兆円を超える見通し。国内製薬会社による企業買収では過去最大で、日本企業による外国企業の合併・買収(M&A)では3位に入る規模となる。武田薬品の売上高は世界の製薬メーカーで13位、ナイコメッドは28位で、今回の買収で武田薬品は世界10位前後に浮上するとみられる。
ナイコメッドは1874年の創業で、欧州はじめ世界100カ国で胃腸薬や骨粗しょう症薬などの医薬品を販売。近年はロシア、ブラジル、アジアなど新興国市場に積極参入している。10年12月期の売上高は約32億ユーロ(約3700億円)。武田薬品は米国が最大の海外市場だが、成長が期待できる新興国市場は未開拓のため、ナイコメッドの買収で販路拡大を目指す。
調査会社「レコフ」によると、1兆円を超える日本企業の外資買収は、日本たばこ産業の英ギャラハー買収(07年、2兆2530億円)、ソフトバンクによるボーダフォン日本法人の買収(06年、1兆9172億円)に次ぐ規模になる。武田薬品の11年3月期の売上高は1兆4193億円。今回は自己資金や社債発行などで資金調達する見込み。円高の進行で、買収額を抑えられることも今回の買収を後押ししたとみられる。【新宮達】
最終更新:5月12日(木)22時21分
しかし1兆円を超える金額でって大企業ともなると違うんだね。
正直凄いわ。
暗黒の稲妻