把瑠都、今度やったら出場停止/技量審査場所
サンケイスポーツ 5月12日(木)7時51分配信


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不謹慎発言を反省。改心した気持ちは、土俵でみせる。把瑠都(左)が豪快な勝ちっぷりでみそぎの白星(写真:サンケイスポーツ)
 大相撲技量審査場所4日目(11日、両国国技館)日本相撲協会の放駒理事長(63)=元大関魁傑=らは、大関把瑠都(26)の“不謹慎発言”を受け、取組前に本人を呼び出して事情聴取をするとともに直接口頭で厳重注意した。過去3度、厳重注意を受けたことがあるだけに、再び不祥事を起こした場合には「出場停止」の処分を科す厳しい姿勢をみせた。土俵では連敗を免れる快勝、“改しゅんの情”を示した。横綱白鵬(26)は、平幕栃煌山(24)を寄り切って4連勝。

【写真で見る】記者の質問には口数が少なかった把瑠都

 改心した気持ちを、土俵でみせる。184キロの巨体に気持ちを乗せた。立ち合い、把瑠都は張り差しからすぐさま右上手を引くと、一気の出足。最後は強烈な突き放しで安美錦を土俵下まで吹っ飛ばす。わずか1秒6。厳しく、豪快な内容でみそぎの白星となった。

 「前に出ようと思った。まあ、よかったです…」

 大関として、力士としての見識が疑われる言葉がこの日、問題に発展した。

 興行色を排し、史上初めて一般に無料開放して実施されている「技量審査場所」は、7月に予定される名古屋場所の番付を編成するために実施されている。八百長に関与したとして力士ら25人が土俵を去り、なんとか開催にこぎつけた。それなのに、把瑠都は前日の初黒星を喫した支度部屋で、「遊びの場所みたいな感じ。気合が入らない」と、信じられない“無気力”発言をした。

 協会は敏感に反応した。場所入りした把瑠都を取組前に両国国技館の協会役員室に呼び出し、放駒理事長、二所ノ関生活指導部長(元関脇金剛)らが異例の事情聴取。同理事長が信頼回復の一歩と位置づける場所と公言しているにもかかわらず、大関は「冗談でいいました」と弁明。事態の深刻さを理解していない態度に、放駒理事長は「いまの状況を全く自覚していない」などと怒りはピークに達した。

 人前に出るときの慣例である着物を着用せず、繁華街を出歩いた失態で過去3度の厳重注意を受けた“前歴”もあり、協会トップは厳重注意するとともに、「今度やったら出場停止だ」と最後通告もなされた。

 舌禍を起こした直後とあって、支度部屋ではしおらしい態度をみせた把瑠都は「申し訳ない」と、言葉少な。不謹慎発言で失った信頼は、「遊びの場所」とは思えないこの日のような相撲を取り続けるしかない。

最終更新:5月12日(木)10時28分

こう言う記事見てるとまだまだ甘いんじゃないのかなぁと思ってしまうが。

暗黒の稲妻