星野楽天連敗脱出!岩村外して打線に大ナタ
デイリースポーツ 5月12日(木)9時25分配信


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 完封勝利の永井(左)を笑顔で迎える星野監督(撮影・金田祐二)
 「楽天1‐0日本ハム」(11日、K宮城)
 決して理想的な勝ち方ではなかった。それでも連敗は4でストップ。楽天・星野監督は安堵(あんど)感からか、ベンチでフウッと一息ついた。鉄平の決勝本塁打の1点を先発永井が守りきり、1‐0の完封勝利。ベンチ前で功労者、永井の頭を何度もなでた。
 試合後には「連敗を止めるのは、大量点か投手が完封するしかないと思っていたけど、もうちょっと打線が点を取って楽にしてあげないと」。七回1死三塁で、中村がスクイズのサインを見落とすなど、追加点を奪えなかった打線へ注文をつけることを忘れなかった。
 地元Kスタで4連敗。その間わずか1点しか取れなかった打線のテコ入れに、闘将は大ナタを振るった。開幕から打撃不振が続く岩村を初めてスタメンから外し、草野を三塁、DHはプロ入り後初となる嶋を起用した。
 年俸1億5000万円(推定)。メジャー帰りの岩村外しというショック療法を図った闘将。そのさい配に応えたのは、指揮官が主将に指名した鉄平の一振りだった。
 六回2死。武田勝のスライダーをコンパクトに振り抜いた。打球は右翼席への今季1号ソロ。これが決勝点となった。お立ち台で鉄平は「打線が良くなく投手に負担をかけていた。明日こそ点を取ってスカッと勝ちたい」と投手陣にわびた。
 「鉄平に一発が出て、これで変わってくれれば」と星野監督。胸のすくような大量得点で勝った時、初めて心の底から笑えるはずだ。

最終更新:5月12日(木)10時16分

星野監督が岩村選手を誘った手前外すに中々外せなかったんだろうかね。
まぁ遅い位だと思うけど。

暗黒の稲妻